知多の一馬屋にて。鰺はまだ動いています‼! 子供達
も私もビックリ(笑)。
みなさん、おはようございます。11月最後の朝、今年の秋の最後の朝を爽快に迎えていますか?私も昨日の宣言通り?いい朝を迎えました。
今日は昨日の記事でも少しご紹介しました『知多四国巡拝の旅』のアンコール(誰が?)にお答えして・・・・(笑)、最後の記事を書きたいと思っています。
前回の巡拝で知多四国八十八ヶ所(合計98ヶ所)を巡る旅は終了した訳なんですが、この旅の終わりとして名古屋市の昭和区八事にあります興正寺に参拝してきたんです。
(ここからは興正寺で頂いたパンフの抜粋です)
八事山興正寺は東海百観音、尾張三十三観音、名古屋二十一大師、東海三十六不動、なごや七福神めぐりの各札所、また知多四国霊場の納め札所として多くの巡礼者の方々の信仰を受けています。
興正寺は高野山の別格本山ということで、要するに知多四国の巡礼を弘法様にご報告するという最後のお参りを今朝は行ってきた訳なんです。
この近辺は名古屋の中でも学生の街というイメージが強く、名古屋大学、中京大学、名城大学、南山大学があったり、名古屋でも有名な八事霊園があったり、閑静な高級住宅街があったり、華やかな店舗が軒を並べるなど、動静、新旧が入り混じった佇まいを醸し出している場所として位置付けられています。私も学生の時や若かりし頃は?ボチボチとお邪魔したんですが、最近はご無沙汰しており、久しぶりに訪れました。早朝ということもあり、昼間の喧騒もどこへやら・・・・静かな通り(街)でありました。朝、早かったこともあり駐車場も私だけ(笑)、総門脇の交番ではお巡りさんが、落ち葉をほうきで掃いておられ、そのお巡りさんとの朝の挨拶からこの旅は始まりました(笑)。もちろん、私は今回始めて興正寺に行ったんですが、事前に会社のスタッフに聞いたところ、とにかく広い!! という話だったので、心と体の準備は万端にして総門をくぐりました。上の写真は総門から順に見える風景を並べてあります。最初に迎えてくれるのは地蔵堂、そして参道には観音様と地蔵様がずらっと並び、中門まで圧巻の風景でした。これだけでも名古屋の真ん中?という隔離されたような風景だったんですが・・・・
突如として現れたこの五重塔は更に圧巻でした。高さは約30メートル、国の重要文化財にも指定されているこの塔は、やはり興正寺を訪れた参拝者には印象に残ると感じました。特に写真にもありますが、紅葉もまだ残っており『ここは京都?』と錯覚させられそうな風景でもありました。こういったものが名古屋にもあったんだな~と、まだまだ『自分の知らない身近な場所』を今回も発見させてもらった次第です!!!
そして本堂にて知多四国巡拝を無事に満願成就させてもらったことをご報告し、納経所にてご朱印を頂きました。今回も温かなお寺の方との会話を最後まで楽しませて頂きました。
朝早くから、ようお参り下さいました
知多の巡拝、お疲れ様でした
今年最後の紅葉の見所ですから、ゆっくりお参り下さい
こんな会話に今回の巡拝をあらためて思い出したりもしました。そして詳細な境内の地図、パンフも頂き丁寧に説明もして下さりました。毎回、同じようなことばかり書いていますが、やはり私にとってのこの旅の一番の魅力だったことは、この会話だったんだな~と本当に最後である今回も感じました(本当に終わるのが残念です)。
今回も早朝の巡拝(得意の・・・・笑)でしたので、朝の清々しさ(少々寒かったかな?)を味わいながら、境内を周りました。本当に街中とは思えない山道を歩き、広い境内は静寂に包まれていました。私の足でも40分から50分の散策となり、結構いい運動にもなりました。それはウォーキングをされたり、犬の散歩をされている方が多かったことにも表れていました。周っていると今回行った知多四国の巡拝が縮小されて、もう一度巡拝を行う疑似体験のような雰囲気で、今回もその雰囲気を存分に楽しんできた次第です。
今回で本当に『知多四国巡拝の旅』は最後を迎えました。無事に参拝を終え、帰りの車中は前回の寂しさとは変わって、清々しい気持ちになった私でした。もちろん一つのことをやり遂げた『達成感』があることは言うまでもありませんが、『次は何をやってみようか?』という前向きなチャレンジ(気持ち)を持つことが出来ている自分に、今までなかった(味わうことがなかなか出来なかった)『充実感』が生まれていることは確かだと思います。こう何か『自分の中で少し変わったかな?』ということを、感じられる気もしています。そんな今回の旅は、私にとって2008年・秋の、一生の思い出となりました。明日からは12月、冬を迎えます。暦も季節も変わり、また新たな気持ちで何か過ごせるような・・・・そんな私であります!!!
前回は八十八ヶ所を全て周ったことを『満願成就』という言葉で表しますというご紹介で締めくくりました。今回は弘法様への最後のご報告を示す言葉をご紹介して、この連載の本当の終了とします。今までお読み下さり有難うございました。
『結願』
みなさん、おはようございます。今朝の名古屋は快晴を迎えています。久しぶりの日曜日の快晴・・・・まるで今日の良き日を弘法様が察知してくれたような(笑)、そんな日になりました。
多くのみなさんに読んで頂きました『知多四国巡拝の旅』の連載も今日で最後となりました。今回は残す二ヶ所を様々な思い出と共に周ってきました。また最後ということで家族(残念ながら長男はテスト期間中のため、留守番でしたが)も私と共に周ってくれました。特に奥さんは、クルマで周ったっことがなかったので、私が今までどんな感じで周っていたのかも興味があったようです(笑)。
今回は名古屋市緑区~大府市を周る旅で、比較的我が家から近かったこともありましたが、連休の渋滞もなくスムーズな巡拝になりました。八十七番の札所では、私も普通の感じで参拝していたんですが、さすがに最後の八十八番の札所では、少し?グッと来るものがありました。まあ涙・・・・まではいかなかったんですが、様々な思いが去来してきて、なかなか思うような写真も撮れなかったりしていました(笑)。歳をとると涙もろくなる・・・・とは言いますが、その気持ちは分かる気がしました。
今回の巡拝もやはり今まで通り、お寺の方や他の巡礼者の方との気持ちのよい挨拶も心地よいものでした。こういう経験も今日で最後になってしまうかと思うと寂しい気もしますが、普段でも交わすことを心がければ自分も相手も気持ちのよいこと、続けたい日常の一つとなりました。
八十七番の納経所は次男が記念にご朱印を頂いたんですが、最後の八十八番は
『最後は父ちゃんがもらってね』
と気を使ってくれて(笑)、最後は私が受けました。最後の納経所でもお寺の方の温かい言葉を頂き、横で様子を見ていた奥さんも『最後も気持ちのよい挨拶で終われてよかったね!!』と声をかけてくれました。そして最後に奥さんと次男が揃って
『パパ(父ちゃん)、お疲れ様でした!!』
サプライズな声をかけてくれて、この旅は無事に終了となりました・・・・。
思えば9月の初め、中京競馬場の帰りに駅で見かけた一枚のパンフレットから始まったこの旅。ちょうど私がこの秋を『チャレンジの秋』と銘打って何か始めてみようということから3ヶ月(記事は9月9日から)かけて、この旅を続けてきました。
9月23日から何も分からないままスタートして、様々なことをこの旅は私に経験させてくれました。最初の頃はやはり『日常をリセットする』ということが一番大きかったと思います。こう今までの、毎日の、様々ないいこと、いやなことを、この旅で一度リセットして、新しい自分(次の日)を迎える・・・・これが今までの自分にはなかったことだったので、いいリズムが得られたと思っていました。
また、身近での発見(見知らぬ土地や路地を楽しむ)が出来たり、見知らぬ方々との挨拶や会話もこの旅がなかったら、この先も得られなかった貴重な経験になったと思います。本当に納経所でのお寺の方の言葉には励まされることが多かったです。途中で辛かったということはなかったんですが、最初にも書きましたように雨の多かった日曜日(旅)でしたので、そんな時にかけられた言葉は私に『次も頑張ろう!!!』という勇気を与えてくれたのは言うまでもありません。ここでお礼申し上げます。
『本当に有難うございました』
この旅では他にも楽しかった、大変だったことも多くありました。今、思い出すのは・・・・家族で渡った篠島~日間賀島と美味しかった海の幸(ここで心残りなのは、あまりご当地レポが出来なかったこと・・・・反省点でもあります)、ナビでの痛い経験、子供たちとの旅(辛口な視点)が印象に残っています。特に子供たちにとっては今までにない経験が出来たかな?と私同様に思っています。
今日でこの旅は終わったんですが、この旅を終えて何か変わったことがあるかな~と自分を振り返ってみると・・・・写真の技術は最初に比べると上がった?とは思っていませんが(笑)、写真の楽しさは少し分かった気がしています。また、今回の連載は八回に渡って書いてきたんですが、ここまでキチンと継続して終えた連載は初めてだと思います。こういった自ら行動してみる前向きさも、今回の大きな収穫となりました。そして周りから言われることは『達観してるよね~』という言葉が多かったです(笑)。自分が思うには、日常の全てのことを割りと冷静に見ることが出来るように少しはなったかな?とは感じています。家族では特に長男が変わりました。非常に自主的に動くようになりました。簡単なことなんですが、自分から部屋の掃除をしたり、勉強したり、家の手伝いをしたりと少しは?変わった気がしています。これも私の旅の効果だったと勝手に解釈しております(笑)。
今回の私の旅を通じて、新しく連載を始められたご近所さんがお見えになります。この後はバトンタッチして、こちらの記事もお楽しみください。私も機会があったら、また新しい旅を始めたいと思っています。
この旅を全て終えることを、こんな言葉で表します。最後にこの言葉をみなさんに読んで頂き、この旅(連載)を終えたいと思います。
『満願成就』
Special Thanks to
毎回、朝早くから熱いコーヒーをポットに用意してくれた奥さん、様々な発見を私に与えてくれた長男&次男、最後まで付き合ってくれた私の愛車&iPod classic、私が挫折しないように『針』の用意をしてくれていた方、写真の撮り方を伝授してくれた方、今回周った知多半島の写真をプレゼントしてくれた方、コメント等で励ましてくれた方、毎回、毎回、拙い記事にお付き合い頂いた全ての方、前向きにリアルな日常を生きることを教えてくれる私の大切な友人!!! 、今回の旅で出会った全ての方に感謝します。
『有難うございました!!!』
みなさん、おはようございます。今日の名古屋は朝から雨になっております。最近の日曜日はずっと雨のような気もしますが・・・・(笑)。そんな雨も気にせず、今朝も知多四国巡礼の旅に出てまいりました。写真が雨のために少しボケてしまっているものが多いので、見づらい点があることを先にお詫びします。
今回で七回目、いよいよ佳境に入って来た知多巡礼なんですが、今回は一人で周ったこともあり今までのことなども思い出しながら、巡ってきました。
この秋は『チャレンジの秋』と銘打って始めたこの旅、思えば3ヶ月目に入りました。様々な場所、会話、出会いを私に与えてくれた貴重な人生の経験になったことは言うまでもありませんが、一つこの歳になって『成長』したのかな?なんて思いもあったりします。もちろん終わりが近くなってきたことの寂しさも若干?出てきたかな~というセンチな気持ちもあったりします(笑)。
それでも何かを成し遂げる達成感というものは、意外に現実の社会では気薄になっている気もするので、そんな気持ちも味わいたい私は今朝も早起きして、気持ちのよい達成感を味わってまいりました。
今日の巡礼は雨模様だったこともあり、お寺の方との会話は・・・・
『雨の中、ようお参りくださいました』
という言葉を各所でかけていただきました。不順な天候だったんですが、この言葉を聞いて励みになったことは言うまでもありません(笑)。こういった会話を楽しむことが出来るのも、この旅ならではのこと(特に第七十七番のお寺では、ご夫婦とも温かい方々でした)と、今回も嬉しく感じました。
でも雨の今回・・・・今日は今まで私が巡礼した中で一番、人が多かった一日だったんですよね~。それで周りの方と話をする機会があったので伺ったところ・・・・途中で頓挫していた巡礼を急遽始めたんですと答えられる方が、意外に多かったんです。それをなぜ急に始められたかと言えば・・・・開場200年のご朱印が欲しいからね~との答え(笑)。意外にリラックスした答えで安心した私でありました。
今日は愛知県の知多半島、知多市から東海市を渡る旅になりました。我が家からも近かったり、仕事で行く機会も多い場所なんですが、道は初めて通るところばかり、新鮮な印象も持ったりすることも出来た今回の巡礼でした。やはり『路地裏にこそ生活感あり』を、肌で感じてもきた次第です。やはりその地域のお寺というのは、生活の基点になっていたんだな~と思いました。なかなか今の時代、こういう近所の(地域の)基点って、なくなってしまっていて残念(特に子供たちにとって)ですよね。もっと地域のコミュニティセンターなんて、積極的に活用したり活動すれば輪が広がっていくのにな?とあらためて感じた次第です。
さて秋も終わりに近づき、この旅も残すところ後一回となりました。次回は最終回となり、様々な思いがVOXにも書かれると思うんですが、ここまでよく続けられたよな~ということを今日は思いながら書いていました(笑)。みなさんもあと一回だけ?お付き合いくださいね(笑)。森の人が有終の美を飾れるのか?知多四国巡拝の旅は、いよいよクライマックスであります!!!
みなさん、おはようございます。昨日は我が家の事情で恒例の記事のUPが出来ずに申し訳ありませんでした。どうも我が家のPCのキーボード上に何か溢したらしく、キーの『W E R D』のキーが不動になってしまったようです(泣)。これから少しばかり、記事のUPが遅れるかもしれません。楽しみにされている方には申し訳ありませんが、ご了承くださいね。
さて、そんな知多四国札所巡りの旅ですが今回で六回目、いよいよ佳境へと入ってきました。先日も書いたんですが、少しばかり寂しい気もしてきたんですが、そんな今回は頼もしい?助っ人が参加してくれて、そんな気分を吹き飛ばしてくれました(笑)。それが最初の写真です。
前回の篠島~日間賀島の旅が彼らには好評だったようで、土曜日に『父ちゃん、明日も行くの?』と聞かれ、『もちろん行くよ』と答えると、出発の時間まで聞いてきたんです。それでも私は『学校に行く時もギリギリまで寝てるのに、日曜の朝に起きるはずもない・・・・』と思っておりました。
すると・・・・
私が支度を始めた6時半頃になると、二階からゴトゴトと音がするんです。私は『何かな?』と思っていたら、子供たちが着替えて下りてくるではないですか(笑)。私はビックリしてしまいました。『よかった~間に合った~!!』の一言に、私は『普段もこの時間に起きられるんじゃないの?』と皮肉を言う反面、とても嬉しい朝となったんです!!!
そんな頼もしい助っ人が参加した今回の旅、今回は子供たちの視線で書いて見ようかなと思います。まず最初に思ったことは、子供たちの記憶力は意外に?いいということでした(笑)。前回の参拝で札所でのたち振る舞いを興味深く見ていたんですが、今回もそれを忘れることなく行っていました。これには少しビックリしました。何か遊びながら巡拝していたように思っていたんですが、やはり私の息子?記憶力は良かったようであります(親バカですね)。
そうは言っても札所巡りが続くと、飽きてくるのは仕方がないこと。途中から様々なイタズラもし始めました。例えば、お寺の崖をよじ登って見たり、ご神木にかけられた脚立に上って見たり・・・・言い出せばキリがありません。それでも元気よく明るい声が境内にこだましていて、他の巡礼の方から声をかけられたりして、まんざら嫌な旅ではなかったようです(でも声をかけられると、恥ずかしがって話せないのも親譲り?)。
もちろん、納経所でご朱印を受けることも行いました。普段はなかなか知らない方と挨拶したり、言葉を交わしたりもしないので、最初は恥ずかしがって小声になっていた二人でしたが、段々と慣れてきて大きな声が私の方にも響いてくるようになりました。またチョコをもらったり、アメをもらったりしながら、一言、二言、交わすことも段々と楽しくなってきたようで、ご朱印を受けた後には色々と話を(報告を)してくれたりもしていました。
ただ、子供たちの目は(言葉は)素直で、お寺の方の振る舞いや他の巡礼者の方の振る舞いも気になったりしていたようです。例えば、電話をしながらご朱印を押されたり、納経所の窓を乱暴に開けて、いやいや押しているよな態度を見たり、路上駐車をする巡礼者を見たりすると、『父ちゃん、嫌だよね~』なんていうことも話していました。もちろん、私たちだってたち振る舞いがいいとは思っていません。でも、子供たちは私が気にしないことを、一つずつ見ているんだな~ということに気付かされました。このことは、他人のことではなく、私に向けられた一言であったように思っています(とても彼らには良い父親ではないですから・・・・笑)。
さてそんな感じの今回の旅だったんですが、今回の巡礼では面白い(興味深い)お寺にも出会いました。それが下記のお寺『大智院』だったんです。何が面白かったって?ここのお寺(弘法様)は全国で唯一、眼鏡をかけた弘法様『めがね弘法』と呼ばれる弘法様が祭られているんです。写真にもUPしたんですが(分かりにくくてごめんなさい)、私たちもビックリしたお寺でした。我が家では私と長男が眼鏡をかけていますので、二人とも神妙に?お参りをさせて頂きました。そして記念に買ったのがストラップです。今さら目がよくなったり(これからは老眼ですからね・・・・笑)することないんですが、眼鏡を通してこれからも様々な面白いものを、この目で見ていきたいな~なんて思いを忘れないように購入してまいりました。
昨日はこんな旅でありました。ただ、今回の旅にはオチがありました。今朝になって奥さんがこんなことを言うんです。『昨日、めがね弘法様で森の人親子は目撃されていたよ』と・・・・。聞けば奥さんの会社の同僚の方も参拝されていたようで、親子三人を見つけたようでした。私は何で分かったんだろう?と不思議に思っていたんですが、まずはクルマ・・・・以前は奥さんが通勤に使っていた車だったので、それで同僚の方も?と思ったらしいんです。そして奥さんが会社で私が札所巡りを行っているという話もしていたようなので、メールが来たようです。
先ほどの話に戻ってしまいますが、私たちとていかがな振る舞いに映っていたんでしょうか?いかんいかん、今回の経験は他人のことだけでなく、我が家のことに立ち返って教訓にしないと!!! そんな気持ちをあらためて感じた今朝、そして昨日の巡拝となった次第です。
みなさん、こんにちは。連休二日目(三日目かな?)、文化の日を楽しく過ごされましたか?今日の名古屋は少々、残念な曇り空(少し小雨)のお天気だったんですが、それでも何とか多崩れなく一日持った感じでありました。そんな今日は好例の?知多四国巡拝の旅に出かけてきました。今回の旅は今までの札所巡りと異なることが二つあったんです。それは・・・・
島巡りの旅になったこと
家族との旅になったこと
これが今までと大きく異なる点でありました。以前からこの島に渡る札所巡りの時は『付いて行く~』と宣言していた家族(奥さん)だったんですが、今回の連休がタイミングもよく全員参加で島巡りに出かけることになりました。家族は札所巡りがどんな感じで行われているのかにも興味があった様で、島に渡ること同様に巡礼にも興味を持ってくれたことは私にとって少し?嬉しいことでありました(笑)。
まずは知多半島先端の師崎港へ到着。今日渡る島は愛知県の知多半島~渥美半島に囲まれた三河湾に浮かぶ篠島~日間賀島を渡る旅。師崎港から弘法巡礼のために企画乗車券が販売されていました(大人 1,330円 小人 670円)。これで師崎~篠島~日間賀島~師崎が周遊できお得でありました。乗船時間は大体10分程度で高速船ですから少し揺れましたが、船酔いまではしない時間ですので、船等に弱い方でも大丈夫だと感じました。ただ、師崎港の駐車場は9時半ぐらいでも既に満車でした。出入りは多いようで、待ち時間も少ないですし、船の本数も思ったよりも多いですので、慌てなくていいと思いますが、この辺りは行かれる時にはお気をつけ下さい。
最初に渡った島は篠島。印象は私たちが持っている『島』のイメージそのままの場所でした。こじんまりとした港町の風景が懐かしい・・・・という感じを私たちに与えてくれました。何か街に溢れる軒先や人々の佇まいが『忘れていた日本』を思い出させてくれる、そんな感じで嬉しかったです。最初に訪れた場所は龍門山正法禅寺だったんですが、ここで家族は(特に長男は)私の一挙手一投足をじ~っと眺めていたそうです。一体、どうやって巡礼を行うのか?実は一番興味があったのは長男だったようでした。そして私の参拝をそのまま真似をして参拝していた風景を眺めて、私はニヤッとしたりもしていました(笑)。
札所巡りをしているうちに私は『あること』を思い出して、奥さんに話をしていました。それは高校の時の同級生に、この島出身の人がいたんだよな~ということでした。篠島からやってきた同級生だったので、私も今でも覚えており篠島というとその同級生を思い出すよな~なんて話をしていたんです。
すると・・・・
金剛山医徳寺に到着し、参拝を済ませ納経所でご朱印を頂きに行くと・・・・その同級生が座っているじゃないですか(笑)。私も思わずビックリしてしまいました。もちろん、私は覚えていたんですが、彼は気付く様子もなくご朱印を押して『ようお参り頂きました』と声をかけてくれたんです。そういえば篠島のお寺の息子だった・・・・後でそんなことも思い出したりもしました。まあ、私も声をかけずに(その思い出には触れずに)お寺を後にしたんですが、何か不思議なものを感じた次第です。
次に渡ったのは日間賀島でした。この島は篠島と違い観光の島だな~という第一印象でした。私と長男は『沖縄(座間味とか)っぽいよね』と言葉を交わしたいました。ところが・・・・私たちが下船したのは日間賀島西港だったんですが、お寺があるのは東港だったんです。案内板で見ると西港から1.2km・・・・私たちはノンビリと海岸線を歩きながら向かうことにしました。それが上の写真であります。意外に歩いている方々も多く、道も綺麗に整備されていて歩きやすい道のりでした。途中、法面には一面の花(朝顔のようなお花でした)が咲き乱れ、私たちを和ませてもくれました。この篠島~日間賀島は蛸が名物のようで、いたるところに蛸をモチーフにしたものを目にしたりもしました。『昼ごはんは蛸だな?』とは私の意見(笑)。
そこで日間賀島での参拝を終えて、東港の『たいかろう東店』で昼食をとることになりました。上に写真を載せたんですが(許可を得て撮影しています・・・・笑)、写真が下手で美味しさが伝わらない感じだったと反省しております。でも安くてボリュームもあり、我が家全員の意見は『当り~!!』という意見でありました。左からフライ定食(大きなエビ2匹、キスフライ2枚)海鮮サラダ、もずく、ご飯、味噌汁で 1,050円!! 他で食べたら 1,500円以上はする感じでありました。エビフライは本当に大きくて美味しかったです(と次男がぜひ書いておいてとリクエストがありましたので強調しておきますね)。そして私のビールのお供?お刺身の盛り合わせ(エビ、たこ、はまち、鯛、イカ)、これがセットになった刺身定食を子どもたちは食べたんですが、定食が 1,050円で単品が 950円ですから断然、定食がお得でありました(笑)。その他に単品で、たこぶつ、焼あさり、焼さざえもご馳走になりました(たこぶつ=450円、焼あさり=350円/個、焼さざえ=350円)。いずれもお値打ち価格で、もちろん新鮮で美味しくて、海の幸を堪能した我が家なのでありました(笑)。
今回の巡拝の旅は最初に書いたように、島巡り、家族同行ということで今までと変わった感じになったんですが、やはり一人で廻っているよりも話し相手がいたり?様々な表情が見られたこともあり、楽しい旅になりました。天気が曇り空(最近の巡拝は天気に恵まれない気もしますが)で少々嫌な雰囲気ではあったんですが、それでも家族の笑顔がそんな雰囲気を吹き飛ばしてくれました。また、普段の巡拝と違ってかなりの距離や坂道も歩いたんですが、誰一人ヘコタレルことなく終えたことも家族の成長の(子どもたちの成長の)証だったように思います。実は私が一番、へばっていたという話もありますが・・・・(笑)。
最後はオマケのショット(笑)。いつも記事のUPを横で眺めていた奥さんが、このお寺だけは機会があったら行ってみたいというリクエストがあった『岩屋山奥之院』に再度訪問、神秘的な佇まいを楽しんできました。私もここだけは他のお寺とは違う佇まいだったので印象に残っていたお寺だったんですが、家族もその雰囲気を感じていたようでした。みなさんも、この知多四国巡礼にお出での際は、このお寺だけは覚えておいてくださいね。チョット神秘的な雰囲気があります。
こんな連休の二日目でありました。様々なイベントにアクティヴに挑んで、英気を養ってきました。普段は一人でコツコツ、ウロウロしている私なんですが、たまにはこんなシチュエーションもいいかな(たまだったらね)と感じた次第です。
みなさんの連休はいかがでしたか?今月はもう一度、連休が待っています(もうその話か・・・・笑)。段々と冬に向かって過ごしにくい(動きにくい)季節になってきますが、まだまだ秋を堪能しようじゃないですか!!! 私もまだまだ『チャレンジの秋』を果敢に過ごして行きたいな~と思っております!!!
みなさん、こんにちは。今日の名古屋はあいにくの小雨模様のお天気になってしました(京都はどうなのかな・・・・菊花賞のことです)。まあ、女心と秋の空・・・・という感じで(どんな感じなんでしょうか?)、今回も知多四国の札所巡りの旅へと出かけてきましたので、皆さんに見て頂き(読んで頂き)たいと思います。
今回はハプニングの連続から始まりました(笑)。理由はナビゲーションでした。皆さんは出かける際にナビを利用しますか?私は土地勘のあるところ以外は、ウロウロするのが面倒なのでナビは利用する方なんですが、今回はそのナビに右往左往させられました。
最初に訪れたのは美浜町の誓海寺だったんですが、順調に目的地に近づいてきた時にナビは
『高速道路に乗ってください』
こんな指示・・・・私も?と思ったんですが、言われるがままに高速に(知多半島道路の豊丘I.C.)乗ったんです。すると高速はお寺の横を見事に通過・・・・ナビが言うには
『目的地に到着しました』
ええっ?高速の脇を通り過ぎているんですが・・・・。慌てて次のインターで下りて、再び目的地を設定して向かったんですが、今度は車が一台ぐらいしか通ることの出来ない山道を指示。それでも指示に従って道を進んでいくと、Uターンも出来ない山道に迷い込んでしまい、挙句の果てに看板には
『この道は行き止まりです』
さすがに焦った私は、山の中の畑の一角で何とかUターンをして脱出した次第でありました。その後に目的地を見ながら私が勝手に運転したんですが、目的のお寺にはあっさりと到着することが出来ました(笑)。文明の利器に(機械に)頼ること(頼りすぎること)は良くないことというのを、今朝は実感した次第です。意外に自分の勘、アナログな地図を使うのが一番いいのかもしれません。私も結局はアナログな地図で判断しましたから(笑)。
そんなハプニングのスタートとなった今回の旅だったんですが、まあハプニングはスタートだけで色々と心温まる出会いもありました。迷いながら最初に訪れた誓海寺では、お寺の方からお煎餅を振舞われました。それでお話もしたんですが、お寺の方曰く・・・・
『お若いのにご熱心ですね』
お若い?私、42歳なんですけど・・・・でも、いつも巡拝を行っていると、やはり出会うのは私の両親を思わせる方々ばかり、多少?若作りの私が一人で回っているのは違和感があるのかもしれません(笑)。でも一念発起(チャレンジの秋)して、この旅に挑戦してやろう~と思うことが、実は年老いてきたことなのかもしれません。ただ、目標に向かって何かをやり遂げるということは日常ではなかなか達成感ということでは得られないことだと思うんです。それを思うと、年齢の上下に関わらず、思いの深浅に関わらず、こうした目標がもてたことは今回、良かったことだと私は一番に思っています。
もう一つ、今回の旅で思ったことと言えば、日常の何気ない失われた挨拶を感じることでした。『おはようございます』、『よう、お参りくださいました』、『有難うございます』、『この後も、お気をつけてお参りください』、こんな短い言葉のやり取り・・・・普段は、少し失われているやり取りだと思うんです。朝の挨拶なんて家族や会社でしかしないことも多いと思うんです。それを全く今日まで知らなかった方と交わす喜び、感謝を示す『有難うございます』という言葉を交わす喜び、これも今回の旅がなければあらためて感じることはなかったと思っています。そう思うと、今回の旅は日常の何気ないこと(誰もが知っていても忘れてしまっている)、常識を思い起こさせてくれる旅になっているんだな~と感じさせてくれています。
さて・・・今回の変わっていたところも少しご紹介しましょうか。吉祥寺ではBGMにお経(唄)が本堂で流れており、独特の雰囲気がしました。また野間大坊~大御堂寺では黒豆の『お下がり』を頂き、我が家のお土産にしました。私は甘いものが苦手な方なんですが、今回は一粒だけは食べました。我が家でも奥さんや子供たちが、ご利益があると一粒ずつ食べて有り難がっておりました。ただ、子供たちは苦手のようでした。報恩寺ではお線香や蝋燭に使うマッチも頂きました。やはり子供たちは、私が帰ってきて饒舌に旅の話をするよりも、お土産があったほうが顔がキラキラしている?ように見えたのは私だけでしょうか?
こんな感じの今回の旅でした。結局、雨は振ったり止んだりで巡礼しにくい状況ではありましたが、それでも楽しい旅になりました。これで半分以上が終わったわけなんですが、次の旅を考えたり計画したりすることから楽しんじゃっている私なのでありました。もちろん、巡礼自体も楽しみになっているんですが、計画したり、終わった後に記事を書き上げたりすることも、今では楽しみの一つになっています。
毎度のことなんですが、実はこの記事を書くにあたり早朝から巡ってきて午前中で巡礼は終了して、午後から我が家でUPする作業をしているんですが、その時はビール片手に記事を書いておりますので、文章が支離滅裂な表現になっていると、いつも反省しております(今回も、そんな感じがしております・・・・笑)。今頃になってお詫びしても遅いんですが、まあ写真を中心に見て頂き、私の記事は読み流してくださいね!!!
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