みなさん、こんにちは。今日の名古屋はあいにくの小雨模様のお天気になってしました(京都はどうなのかな・・・・菊花賞のことです)。まあ、女心と秋の空・・・・という感じで(どんな感じなんでしょうか?)、今回も知多四国の札所巡りの旅へと出かけてきましたので、皆さんに見て頂き(読んで頂き)たいと思います。
今回はハプニングの連続から始まりました(笑)。理由はナビゲーションでした。皆さんは出かける際にナビを利用しますか?私は土地勘のあるところ以外は、ウロウロするのが面倒なのでナビは利用する方なんですが、今回はそのナビに右往左往させられました。
最初に訪れたのは美浜町の誓海寺だったんですが、順調に目的地に近づいてきた時にナビは
『高速道路に乗ってください』
こんな指示・・・・私も?と思ったんですが、言われるがままに高速に(知多半島道路の豊丘I.C.)乗ったんです。すると高速はお寺の横を見事に通過・・・・ナビが言うには
『目的地に到着しました』
ええっ?高速の脇を通り過ぎているんですが・・・・。慌てて次のインターで下りて、再び目的地を設定して向かったんですが、今度は車が一台ぐらいしか通ることの出来ない山道を指示。それでも指示に従って道を進んでいくと、Uターンも出来ない山道に迷い込んでしまい、挙句の果てに看板には
『この道は行き止まりです』
さすがに焦った私は、山の中の畑の一角で何とかUターンをして脱出した次第でありました。その後に目的地を見ながら私が勝手に運転したんですが、目的のお寺にはあっさりと到着することが出来ました(笑)。文明の利器に(機械に)頼ること(頼りすぎること)は良くないことというのを、今朝は実感した次第です。意外に自分の勘、アナログな地図を使うのが一番いいのかもしれません。私も結局はアナログな地図で判断しましたから(笑)。
そんなハプニングのスタートとなった今回の旅だったんですが、まあハプニングはスタートだけで色々と心温まる出会いもありました。迷いながら最初に訪れた誓海寺では、お寺の方からお煎餅を振舞われました。それでお話もしたんですが、お寺の方曰く・・・・
『お若いのにご熱心ですね』
お若い?私、42歳なんですけど・・・・でも、いつも巡拝を行っていると、やはり出会うのは私の両親を思わせる方々ばかり、多少?若作りの私が一人で回っているのは違和感があるのかもしれません(笑)。でも一念発起(チャレンジの秋)して、この旅に挑戦してやろう~と思うことが、実は年老いてきたことなのかもしれません。ただ、目標に向かって何かをやり遂げるということは日常ではなかなか達成感ということでは得られないことだと思うんです。それを思うと、年齢の上下に関わらず、思いの深浅に関わらず、こうした目標がもてたことは今回、良かったことだと私は一番に思っています。
もう一つ、今回の旅で思ったことと言えば、日常の何気ない失われた挨拶を感じることでした。『おはようございます』、『よう、お参りくださいました』、『有難うございます』、『この後も、お気をつけてお参りください』、こんな短い言葉のやり取り・・・・普段は、少し失われているやり取りだと思うんです。朝の挨拶なんて家族や会社でしかしないことも多いと思うんです。それを全く今日まで知らなかった方と交わす喜び、感謝を示す『有難うございます』という言葉を交わす喜び、これも今回の旅がなければあらためて感じることはなかったと思っています。そう思うと、今回の旅は日常の何気ないこと(誰もが知っていても忘れてしまっている)、常識を思い起こさせてくれる旅になっているんだな~と感じさせてくれています。
さて・・・今回の変わっていたところも少しご紹介しましょうか。吉祥寺ではBGMにお経(唄)が本堂で流れており、独特の雰囲気がしました。また野間大坊~大御堂寺では黒豆の『お下がり』を頂き、我が家のお土産にしました。私は甘いものが苦手な方なんですが、今回は一粒だけは食べました。我が家でも奥さんや子供たちが、ご利益があると一粒ずつ食べて有り難がっておりました。ただ、子供たちは苦手のようでした。報恩寺ではお線香や蝋燭に使うマッチも頂きました。やはり子供たちは、私が帰ってきて饒舌に旅の話をするよりも、お土産があったほうが顔がキラキラしている?ように見えたのは私だけでしょうか?
こんな感じの今回の旅でした。結局、雨は振ったり止んだりで巡礼しにくい状況ではありましたが、それでも楽しい旅になりました。これで半分以上が終わったわけなんですが、次の旅を考えたり計画したりすることから楽しんじゃっている私なのでありました。もちろん、巡礼自体も楽しみになっているんですが、計画したり、終わった後に記事を書き上げたりすることも、今では楽しみの一つになっています。
毎度のことなんですが、実はこの記事を書くにあたり早朝から巡ってきて午前中で巡礼は終了して、午後から我が家でUPする作業をしているんですが、その時はビール片手に記事を書いておりますので、文章が支離滅裂な表現になっていると、いつも反省しております(今回も、そんな感じがしております・・・・笑)。今頃になってお詫びしても遅いんですが、まあ写真を中心に見て頂き、私の記事は読み流してくださいね!!!
こんな記事がありました。
「ナビの間違い探し」というブログも面白いかも。
投稿情報: @u-ra | 2008/10/26 14:28
@u-raさんへ
こんにちは。早速、読んで頂き有難うございました。ナビゲーションですが、意外に?頼りにならないかもしれません(笑)。昔ながらの地図の方が無難なように思ったりもしています(特にこの旅を初めてからは)。
我が家では二台のクルマに別々のメーカーのナビが付けてあるんですが、メーカーによっても道案内が違ったりするんですよね~。夏休みに行った下呂の時も、奥さんのクルマのナビは、クルマがすれ違えないような山道を案内・・・・そんな時、お決まりのように対向車がやってきて(笑)。大変な思いをしたことを思い出した次第です。
@u-raさんも、各種取材の時は、気をつけて運転してくださいね!!!
投稿情報: 森の人 | 2008/10/26 15:07
[いいですね] 私も京都でナビにしてやられた事あります(^^;)ICもSAでもないのに「目的地周辺です。音声案内を終了します」「...(_ _;)」
今回も楽しく読ませていただきました。特に文明の利器に頼り過ぎは良くないというのは、最近機械を自分が使っているのかそれとも機械に使われて振り回されているのか分からなくなってきたので、実感を持って読む事ができました。
日常の何気ない挨拶や見過ごしがちな事を読者として読んで、体験を共有できるのもこのシリーズ記事の魅力ですね。
あと、おっしゃるほど文章、支離滅裂じゃないですよ?ビール飲みながら書けるって所に驚いていますが(^^;)
投稿情報: iScene/scenicscenery | 2008/10/26 17:59
scenicsceneryさんへ
おはようございます。ナビゲーションも遠出の時や土地勘のないところでは便利な場合もあるんですが、なかなか曲者だったりしますね(笑)。今回の知多四国巡礼でも数々の曲者案内に戸惑わされること多々・・・・。でもお寺の電話番号を入力しただけで道案内してくれますから、助かってはいるんですけどね。使われるより使いこなせ!! の心構えが必要だと改めて感じています。
この旅は本当に様々な『忘れ物』を思い出させてくれるものになっています。意外に?これが弘法様の本当の狙いなのかもしれません(笑)。
『日常の自分を、もう一度振り返ってごらん?』
こんな感じです。それがscenicsceneryさんを含め、みなさんに伝わっていたら、この旅は(この記事は)大成功だと書き手は喜んでおります。
旅の最後の楽しみはUPしながらのビールだったりもしています(笑)。ただ写真を修正したり、UPしている時は大丈夫なんですが、記事を書き始める頃には、ほろ酔い気分になっていますので、同じ表現が多かったり、同じことばかり書いていたり・・・・と後で読み返すと反省しきりなんです。でも、これもいい記録として残しておこうと、あえて記事の修正は行わないようにしています。ですので、いい風に感じ取って頂けて感謝している次第です(笑)。
投稿情報: 森の人 | 2008/10/27 08:07