みなさん、おはようございます。昨日は我が家の事情で恒例の記事のUPが出来ずに申し訳ありませんでした。どうも我が家のPCのキーボード上に何か溢したらしく、キーの『W E R D』のキーが不動になってしまったようです(泣)。これから少しばかり、記事のUPが遅れるかもしれません。楽しみにされている方には申し訳ありませんが、ご了承くださいね。
さて、そんな知多四国札所巡りの旅ですが今回で六回目、いよいよ佳境へと入ってきました。先日も書いたんですが、少しばかり寂しい気もしてきたんですが、そんな今回は頼もしい?助っ人が参加してくれて、そんな気分を吹き飛ばしてくれました(笑)。それが最初の写真です。
前回の篠島~日間賀島の旅が彼らには好評だったようで、土曜日に『父ちゃん、明日も行くの?』と聞かれ、『もちろん行くよ』と答えると、出発の時間まで聞いてきたんです。それでも私は『学校に行く時もギリギリまで寝てるのに、日曜の朝に起きるはずもない・・・・』と思っておりました。
すると・・・・
私が支度を始めた6時半頃になると、二階からゴトゴトと音がするんです。私は『何かな?』と思っていたら、子供たちが着替えて下りてくるではないですか(笑)。私はビックリしてしまいました。『よかった~間に合った~!!』の一言に、私は『普段もこの時間に起きられるんじゃないの?』と皮肉を言う反面、とても嬉しい朝となったんです!!!
そんな頼もしい助っ人が参加した今回の旅、今回は子供たちの視線で書いて見ようかなと思います。まず最初に思ったことは、子供たちの記憶力は意外に?いいということでした(笑)。前回の参拝で札所でのたち振る舞いを興味深く見ていたんですが、今回もそれを忘れることなく行っていました。これには少しビックリしました。何か遊びながら巡拝していたように思っていたんですが、やはり私の息子?記憶力は良かったようであります(親バカですね)。
そうは言っても札所巡りが続くと、飽きてくるのは仕方がないこと。途中から様々なイタズラもし始めました。例えば、お寺の崖をよじ登って見たり、ご神木にかけられた脚立に上って見たり・・・・言い出せばキリがありません。それでも元気よく明るい声が境内にこだましていて、他の巡礼の方から声をかけられたりして、まんざら嫌な旅ではなかったようです(でも声をかけられると、恥ずかしがって話せないのも親譲り?)。
もちろん、納経所でご朱印を受けることも行いました。普段はなかなか知らない方と挨拶したり、言葉を交わしたりもしないので、最初は恥ずかしがって小声になっていた二人でしたが、段々と慣れてきて大きな声が私の方にも響いてくるようになりました。またチョコをもらったり、アメをもらったりしながら、一言、二言、交わすことも段々と楽しくなってきたようで、ご朱印を受けた後には色々と話を(報告を)してくれたりもしていました。
ただ、子供たちの目は(言葉は)素直で、お寺の方の振る舞いや他の巡礼者の方の振る舞いも気になったりしていたようです。例えば、電話をしながらご朱印を押されたり、納経所の窓を乱暴に開けて、いやいや押しているよな態度を見たり、路上駐車をする巡礼者を見たりすると、『父ちゃん、嫌だよね~』なんていうことも話していました。もちろん、私たちだってたち振る舞いがいいとは思っていません。でも、子供たちは私が気にしないことを、一つずつ見ているんだな~ということに気付かされました。このことは、他人のことではなく、私に向けられた一言であったように思っています(とても彼らには良い父親ではないですから・・・・笑)。
さてそんな感じの今回の旅だったんですが、今回の巡礼では面白い(興味深い)お寺にも出会いました。それが下記のお寺『大智院』だったんです。何が面白かったって?ここのお寺(弘法様)は全国で唯一、眼鏡をかけた弘法様『めがね弘法』と呼ばれる弘法様が祭られているんです。写真にもUPしたんですが(分かりにくくてごめんなさい)、私たちもビックリしたお寺でした。我が家では私と長男が眼鏡をかけていますので、二人とも神妙に?お参りをさせて頂きました。そして記念に買ったのがストラップです。今さら目がよくなったり(これからは老眼ですからね・・・・笑)することないんですが、眼鏡を通してこれからも様々な面白いものを、この目で見ていきたいな~なんて思いを忘れないように購入してまいりました。
昨日はこんな旅でありました。ただ、今回の旅にはオチがありました。今朝になって奥さんがこんなことを言うんです。『昨日、めがね弘法様で森の人親子は目撃されていたよ』と・・・・。聞けば奥さんの会社の同僚の方も参拝されていたようで、親子三人を見つけたようでした。私は何で分かったんだろう?と不思議に思っていたんですが、まずはクルマ・・・・以前は奥さんが通勤に使っていた車だったので、それで同僚の方も?と思ったらしいんです。そして奥さんが会社で私が札所巡りを行っているという話もしていたようなので、メールが来たようです。
先ほどの話に戻ってしまいますが、私たちとていかがな振る舞いに映っていたんでしょうか?いかんいかん、今回の経験は他人のことだけでなく、我が家のことに立ち返って教訓にしないと!!! そんな気持ちをあらためて感じた今朝、そして昨日の巡拝となった次第です。
[いいですね] 毎回楽しみにしていますが、もう佳境ですね。もう一息、頑張ってください!でもちょっと残念なような…(^^;)
今回もまた強力な助っ人ですね!しかし今回は、参りましたm(_ _)m 息子さん達の純粋な目に。思い当たるフシが多すぎて反省する事しきり、です。自分の事しか考えられなくなってる大人(僕を含めて)への強烈なカウンターパンチに聞こえます(_ _;)気付いてないようで、ちゃんと見て観察してるんですよねー。とても良い情操教育なのだなあと思うと同時に、大人も勉強できる素晴らしいエントリーだと思います。
投稿情報: iScene/scenicscenery | 2008/11/10 20:30
scenicsceneryさんへ
あと二回ほどで終わってしまうんですよね~。でも旅の取っ掛りからコメントを頂いていたことも励みになっていました。あらためてお礼を申し上げます。
今回はあえて子供たちの視点で書いて見たんですが、やはりこれは私に向けての言葉だったと理解しています。というか子供たちを通じて弘法様が発せられた言葉なのかもしれません。もちろん、今まで知らなかった方々と挨拶や言葉を交わすことで、本人たちも『大人』になった気分だったと思うんですが、その『大人』をしっかりと観察もしていたようです。
先ほどのめがね弘法様でも書きましたが、この旅は本当に色々なことを教えてもらった(まだ教えてもらっている最中かな?)いい旅になったと思っています。
投稿情報: 森の人 | 2008/11/11 14:32