シルヴァーウィーク後半はやっと?出かけることになった我が家(まあ私と奥さんの休みも合わなかったので)。今回も面白い体験をしてきましたので、今朝はその顛末記?道中記?を書いていきたいな~と思っています。
ところで最初に車中で我が家の話題となったのは・・・
シルヴァーウィークとはどこから来たの?
こんな話でした。奥さんは敬老の日が入っているので、そのシルヴァーにかけて今回はこう呼ばれていた派。子どもたちはゴールデンウィークに次いで長い連休なので、2位という意味でのシルヴァー派。最終的にジャッジは私に来たんですが、どちらも正解!! のような気がしましたので、両者引き分けのジャッジを下したんですが、さて本当はどうだったんでしょうか?
そんなシルヴァーウィーク、今回は愛知県は豊田市を経由してお隣の岐阜県は恵那市まで、名古屋から約70キロの道のりを渋滞を避け、高速を使わずにノンビリとした旅をしてみました。
最初に訪れたのは奥矢作周辺。以前に『秘湯の旅』ということで一度だけ(笑)笹戸温泉の記事を書いたことがあったんですが、そこを通り過ぎ愛知県の奥深い場所にある矢作ダム~奥矢作湖(人造湖)に行ってきました。昨今はダム建設の中止がニュースでも連日報道されているんですが、子供たちにとってはダムの大きさ、規模なんて想像もつかないことのようでした。それで実際に自分の目で、そのダムを見てもらうのが早いかな~ということで道中に寄り道したのがここでした。彼らにとっては意外に?ダムの大きさよりも高さ、それに伴う人造湖の大きさの方がビックリしたらしく、これを作るのは大変だよな~というのが第一の感想でした。また奥矢作湖では貯水量も減っていましたので、湖底に溜まった土砂を運搬している様子も見たりして、建設後のメンテナンス(維持費)もかかるよな~なんて評論家みたいなつぶやきもしていました(笑)。意外に無関心なようでニュース見てるな・・・とホッとしたつぶやきだったりしています!!
奥矢作湖を過ぎて次に訪れたのは押川大滝。実は一度通り過ぎてしまったような小さな滝だったんですが、毎回のご指名で?滝フェチの方のリクエストで今回も立ち寄ってきました。実はここからiPhoneのGPS Map Cardを使って予告の記事をUPしようと思ったんですが、何度トライしても圏外???残りの3人に『ここって圏外?』と聞いてみると3人ともバリサン(と今も言うのか?)とのこと・・・頼むよ~iPhoneという感じのひとコマでもありました。
さて奥矢作を経由して岐阜県に入りました。道の駅で休憩しながら恵那を目指したんですが、その道の駅で面白そうな場所を発見、これも寄り道して岩村町を訪ねてみました。
岩村町と言うと岩村城跡や岩村の城下町、古い町並みが残る場所というイメージがあったんですが、今回は昨日の記事にも書いた『農村景観日本一の地』というフレーズに心惹かれてしまい、まあ目的地まで時間もあったのでその風景を見に行った次第です。
岩村城下を通り過ぎ、田園風景が広がる場所をクルマで通ると何か昔、昔の農村のイメージがダブってくるような景色が左右に広がっていたんですが、今回その景色が一望できる展望台に上がってみると、なるほどそう言われることも頷けるかな?と思うような景色が広がりました。
残念ながら我が家の宿命で?お天気は曇りだったんですが、そんな農村景観日本一の地、岩村町の農村風景を展望台からのパノラマでご覧下さい。
こんな風景も満喫しながら今日の目的地であります道の駅に到着しました。今回お邪魔したのは『道の駅 そばの郷 らっせぃみさと』という岐阜県は恵那市の道の駅なんです。
以前に一度、家族で立ち寄ったことがあったんですが、その時に頂いた手打ちそばがとても美味しくて、機会があったら次回も行ってみよう!! という話にはなっていたんですが、なかなかそんな機会もなくきていました。今回はシルヴァーウィークという絶好の機会を得て、再びここへお邪魔することができました。
やはり有名な道の駅ということで、大変混雑した駐車場でした。
みなさん美味しいおそばを求めて道の駅内のおそば屋さんは長蛇の列・・・また外ではそば粉を使ったおにまんじゅうが売られていて、いい匂いが道の駅を包んでおりました。
ただ今回の我が家の目的は美味しいおそばを再びご賞味させていただく・・・というものではなく、実はこんな感じの体験にチャレンジしてきたんです。それは・・・
そうなんです、今回は食べるだけではなく自分たちでそばを打ってみよう!! というもの。前に書いた記事にもあったんですが、みなさんはこの体験ありますか?我が家では今回が初めてのことになり、私たち夫婦は楽しみにしていたんですが、子供たちは意外に???な反応でした(笑)。まあ、そうはいってもそば打ち体験と夕食を兼ねて?チャレンジてきましたので、ここからは映像のコマ送り的な写真が続きますが、記事より写真で一部始終をご覧くださいね!!!
最初に料金的なことを・・・張り紙にもありますが、一人¥1,050で体験できます。自分で打って食べての料金ですので、けして高くはない(高ければ我が家では行かないですが・・・笑)設定だと思います。我が家は何日か前に予約しましたが、当日の予約も可能なようです。Websiteもありましたので、ぜひご覧ください。
我が家ではエプロンを持参して行ったんですが、道場の方でエプロンは無料で貸して頂けます。別段、事前に用意するものはありません。
手洗いも新型インフルエンザというわけではなく、食べ物を扱うことでは常識。スポンジやブラシで爪の汚れなどを念入りに取ってからのスタートとなりました。
今回は我が家が初体験ということで、道場の方がそばの実から丁寧に説明して下さりました。私も実際にはそばの実やそばの成り立ちなどは知りませんでしたので、興味深く聞かせていただきました。
ここからは壁に貼ってあった二・八そばの作り方を参考にしながら、我が家の顛末記をご覧ください。先ずはそば粉8:つなぎ2の粉が用意されています。その粉をねり鉢に入れ、粉を混ぜ合わせます。
次にお湯(熱湯280cc)のうち、180ccを鉢に入れ、よくかき混ぜます。
ある程度、粉がいい感じになってきましたら残りの100ccを入れます。
そして再度よく混ぜていきます。お湯はかなり熱いので気をつけないとやけどしてしまうかも?
さあここからは粘土細工?実はここから子供たちもノッてきたことは言うまでもありません(笑)。やはりこういう時は子どもなんだよな~嬉しそうな顔や声になっていました。
三人のそばを一つに。最終段階に入ってきました。
実はこれは何をしているかというと、そばの塊から空気を抜くために下の部分に『へそ』という場所を作り、上から鉢に叩きつけて空気を抜くという作業なんです。日頃の鬱憤からか?子どもたちは思いっきり叩きつけていました(笑)。
さあ、それではうち粉を振って伸ばしていきましょう~
そば打ちと言えばやはりこのイメージ(笑)。
これぐらいの大きさがゴールになります。この後は畳んで切る準備となります。
美味しいおそばの太さは1.5mm・・・さて我が家は美味しいおそばのカッティングが出来たのでしょうか?
料理というより粘土細工(笑)があっているような切り方なんですが、徐々に慣れてきてそばらしい?太さに変わってきました。
最後は使った鉢やテーブル等を片付けて(洗って)終了になります。その間に厨房でそばを調理してくれました。事前に言っておけば持ち帰ることもできるようです。我が家は全て食べてきましたが・・・(笑)。
こんな感じで全工程約1時間のそば打ち体験でした。最後は少々そばでなく『きしめん』になった気もしますが、まあ出来あがってくるそばを楽しみにしながら、ワイワイと話をしているとオプションで頼んだ天ぷらが・・・これで¥550なんですよ!! 安い?高い?我が家は安いと思いました。だって山盛ですよ(笑)!!
それではみなさん、お待たせしました!! 本日の我が家の手打ちそばを一緒に頂きましょう(笑)。出来については・・・みなさんでご判断ください!!
今回は視覚という体験から嗅覚、触覚、味覚といった五感を駆使して楽しんできました。こういった体験も本当に楽しく、貴重なものになりました。また子どもたちと何かを一緒に作る(作業する)というのも、我が家では最近は自転車のパンク修理しかなく、あまり笑顔での作業ではなかったので、久し振りにモノ作りではしゃぐ子供たちを見たような気もしています。
私にとっては・・・自分の作品が形として目の前にあるということが何か久し振りのようで(VOXなども自分の作品?なんですが)、何か満足感というかそんな気分になりました。こう食べずに眺めていたい(笑)、そんな気分だったんです。結局、ここではビールも飲むことができたんですが、手打ちそばの充実感でそばだけを食べて帰ってきたことが、そのことを象徴しているのかもしれませんね!!!
そんな連休の体験でありました。やっぱり外に出るのは(体験するのは、フィールドワークするのは)止められない私!!! さて次はどこで、何をやってみようかな?と最早、次を考える今朝の私だったりしています(笑)!!!
ほんとうにおいしそうなお蕎麦と、楽しそうなご家族の様子に朝から幸せな気分でいっぱいになりました。五感で味わえる食事って最高ですね。
こちらは単身赴任への出発を控えてあわただしさの中で、家族のつながりを改めて再確認している今日この頃です。
投稿情報: hisahi | 2009/09/23 11:16
hisahiさんへ
こんばんわ。今回は五感で味わうグルメの旅?と称して体験してきましたよ。最初は抵抗のあった子供達だったんですが、粘土細工?の頃から盛り上がってきて、切る頃になったら私たちには、そばを譲らなくなってしまいました(笑)。もちろん、そばも私たちの分も・・・。でもこうして最初から自分たちで作って食べるという体験は、なかなか得られないので、よいSW(シルヴァーウィーク)になったのでは?と思っています。
先日の記事にチラッと書いてありましたね、単身赴任(with 息子さんの助っ人)。私は学生時代も含めて一人暮らしというのがないので、大変さが分からないんですが、それでもこれからはそんな単身赴任の楽しさ、大変さ、寂しさを写真や記事から感じられるのでは?と思っています。
大変だとは思いますが頑張ってください!!
投稿情報: 森の人 | 2009/09/23 17:45
今日の晩飯はそばにしました。手作りではありませんが・・・。
激励ありがとうございます。今後も気楽にアップするスタンスを変えずに続けていきたいと思っています。
投稿情報: hisahi | 2009/09/23 18:56
[いいですね] 男の子のエプロン姿って可愛い♪
今回もいろいろ体験できて楽しい旅行になりましたね。
自分で打ったお蕎麦は味もまた格別でしょう。
恵那はまだ行ったことないのですが評判がいいところなんですね。
投稿情報: @u-ra | 2009/09/23 22:44
hisahiさんへ
おはようございます。昨晩のそばのお味はいかに?
これからは家族でそばを向き合って食べる…ということも少なくなるかもしれませんが、その分目の前にはいない想像の温かな家族と向き合えるのでは?
ぜひ、自分のペースで単身赴任が満喫できるように祈っております!!
投稿情報: 森の人 | 2009/09/24 08:36
@u-raさんへ
おはようございます。子供たちのエプロン姿…なかなか我が家でも見られない光景なので、微笑ましかったりしましたよ(写真には映っていない、もう一人の男の子もいますが?)
今回は自分で打ったおそばを食べるという、今までになかった体験なので、私も含めて楽しい旅となりました。こう五感で食べる!! という感じでしたので、格別でした。恵那は恵那山トンネル!! ぐらいしか実は思いつかないんですよ(失礼)。ただ、岐阜は愛知と違って緑の風景が似合う県なんです。木々とか川の美しさとか…ですので恵那と言わずにぜひ岐阜にも来てくださいね。
ところで…
ビックリしましたよ!! 朝、ご近所の記事のタイムラインをみて(笑)。連休明けの私を見事に起こすタイトルでした!! あまりの驚きにコメントは後ほどとさせていただきます。
投稿情報: 森の人 | 2009/09/24 08:42