4月29日から始まった私のGW。初日は私の誕生日ということもあったんですが、翌日の30日(世間は平日)と怠惰な?堕落した?要は飲んでばかりの?生活になってしまったという予想通りの私・・・・(笑)。いかん、このままではトンデモナイGWで終わってしまうのでは?と危惧した『駄々っ子』は昨日の朝、今回のGWは一人旅に出る予定だったのでは?ということを思い出し、なぜか癒しの温泉へと思いを巡らせるのでありました・・・・!!!
ただ、今回はGWということもあって逆に高速道路は使わない、東海三県(愛知・岐阜・三重)は止めようということから、色々探し長野県は?という結論に達したんです。それで選んでみたのは、長野県は飯田市にあるこの温泉『かぐらの湯』でした。信州と言えば諏訪湖や松本・・・・的なイメージがある私なんですが、飯田は愛知に隣接する比較的近い?イメージ。季節も新緑で、山と温泉・・・・という安易な発想は変わらず(44歳になっても?)の私は、せっせと旅の準備に取り掛かるのでありました。
ところが・・・・なぜか起きてきた奥さん、次男もこの計画に乗っかってしまうことに(笑)。長男は自分に予定があったらしく不参加となりましたが、結局は一人旅ではなく家族旅としてスタートすることとなりました。
さて、今回の旅の目的は一人旅、秘境、温泉と様々ではあったんですが、一度トライしてみたかったのがiPhone(3G)のカメラでのみ写真を撮って記事を書いてみたかったことがあるんです。それって何?と思われるかもしれませんが、いつも愛用しているデジカメや昨今の高性能カメラの付いた携帯と比べて、スペックがしょぼい(笑)と言われるiPhoneのカメラで、VOXの今までの写真とどう違うのか?が知りたかったりしたんです。そんな訳で、今回の写真は全てiPhoneのデフォルトの写真を使ってみました。またiPhoneのアプリにある補正、加工ソフト、PCに取り込んでからの修正は一切行っていません。そのため写真によってはお見苦しいところもあると思うんですが、今回はご了承くださいませ!!!
名古屋からオール一般道を通って約4時間ほどかかったんですが、これは全くの渋滞にあわずの道のりでした。ただほとんどが国道だったんですが、山道、山道、また山道・・・・まるで頭文字Dのごとく道が続いていました(笑)。またクルマのすれ違いも難しい場所があったり、アスファルトはひび割れ轍がきつかったり、法面が崩れていたりもして、今更ながら山村への道路整備は不十分なのかな~というのが印象でした。
今回は道の駅、温泉への旅ということで観光目的だったんですが、この道は生活道路でもあると思うんですよね~。それを考えると何か災害が起これば陸の孤島になってしまうのでは?そんな危惧も身をもって感じました。また、所々で道路拡張工事や法面修復工事も行われていましたが、これはたぶん地元の公共工事(話題の・・・・)。自分たちの生活道路が整備され、地元にお金が回ってくるという一石二鳥の公共工事は、仕分けでバッサリの論理とはチョット違うのかな~なんてことも思ったりもした、長い道中でありました。
5月に入っていますから、いくら南信濃でも桜は?と思っていましたが、つい最近までは桜が咲いていたのでは?と思わせる木立にいくつも会いました。まだ葉桜(緑)を帯びていない、散ったばかりの桜という感じで、2~3週間名古屋とは開花時期がずれていた印象。まあクルマを下りたって最初の一言目は涼しいな~でしたから、山々に囲まれた南信濃は今からが春本番なのかもしれません。でも鮮やかでした!!! 新緑!!! 昨日は快晴にも恵まれましたので、緑が眩しいという言葉がピッタリのかぐらの湯に到着して、念願の温泉へと参ったわけです。
いつも思うことは道の駅は整備されて綺麗なところが多いということです。また、その土地の様々なことが一ヵ所に集約されていて、地元の全てが分かってしまう(というのは少々、大袈裟ではありますが・・・・)感じで、私は意外に好きなんですよね~(笑)。それと様々な観光客、バイカー(昨日はホントに様々なところで多かったんです)にも出会えたりして、こう旅を楽しんでいる人たちと同化出来るというのも好きだったりするんです。
今回もそんな訳で、あえて道の駅にある温泉を選んだわけなんですが、やはり地元ならではローカルな感じは・・・・良かったです(笑)。目的の温泉『かぐらの湯』なんですが、まあ予備知識も何もなく出かけた(当日の朝、調べているぐらいですから・・・・笑)ぐらいですから、何も知らなかったんですが、意外だったのは・・・・硫黄の匂いが結構キツカッたこと(笑)。これは私にとっては久しぶりだったんですが、次男にとってはあまり感じたことのない経験だったようで(普段は近場の温泉しか行かないので)、この匂いがダメだったようです。ほとんど、あまり匂いの感じない露天風呂にいて、いつもより短い時間で退散してしまいました(笑)。それでも、この2日間の怠惰な、堕落した生活を休める?癒す?ため、私は次男の存在も忘れて?ノンビリと温泉三昧してきました。
そんな、かぐらの湯だったんですが、一番驚いたことがもう一つあったんです。それは先ほどから写真にも出てきている玄関前のモニュメント?にも写っているんですが、いわゆる『飲む温泉』!!! 効能としては便秘らしいんですが、せっかくの機会と言うことで私、次男とトライしようと思ったんですが・・・・貼り紙に『15歳以下は飲まないでください』と(笑)。そんな訳で私のみがトライすることとなったんですが・・・・
これがですね~先ほどもご紹介した硫黄の匂いが先ず鼻に来るんです(笑)。でもこれは仕方がないこと、良薬口に苦し(鼻にかな?)ですからね。それで口に含んでみたんですが、これがビックリ!!!
塩っ辛い!!!
これだったんです。ご存じのように南信濃は海に近い訳でもなく、海水が混じるような温泉ではありません。これは意外というかビックリの印象でした。この塩辛さ、温泉の効能としてもあるようで・・・・
熱の湯(からだの芯から温まる)
美人の湯(お肌しっとり、ベビーパウダー効果)
癒傷の湯(外傷、火傷、手術創に効く)
ということなんです。なるほどこの塩辛さは、どれにも当てはまります。そう思うと温泉から出て、外で次男と散策していた時も、意外に冷えてこなかった気がしますが・・・・。
そんな訳で帰りはノンビリと愛知県の頂である茶臼山を経由して帰ってきました。山頂からは残雪も遠くに見えたりして、高山植物との色合いのコントラストも鮮やかでした(下にチラッと写っていますが)。なかなか、こういう機会がないと行ける温泉ではなかったというのが三人の結論でしたが、道中の山道を除けば?楽しい温泉の旅だったようです(笑)。意外に高速道路(¥1,000)を使わなくても楽しめたのかな?なんて思ったり、そう言えば当初GWに行こうと思っていた場所とは違ったな!!! とか私も色々と思ったんですが、一人旅とは違った車内に会話のある旅も、これはこれで面白かったのかな~なって感じた今回でした。まあ帰りは他の二人は寝ていましたが・・・・(笑)。
こんな感じでGWを折り返しました。今日はもちろん、GWのもうひとつの大きなイヴェントである天皇賞・春のスタートです。場所は京都競馬場・・・・これも何かの運命だったかも?知れません・・・・えっ?当たらないってこと???
それではGW休みの人も通常営業の人も、暇を見つけては楽しみましょう!!!
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