いつの間にか3月(春)の訪れを感じさせる季節となりました。特に今年は我が家にも受験生がおり、卒業式~高校入試~合否発表と、いつもの3月(春)とは違った季節となりそうなんですが、まあ受験生も親も?緊張感なく(笑)、普段の日常のままの我が家ですから、それはそれでいいのでは?と誰かのような能天気な感じで3月(春)を迎えております!!!
そんな3月(春)を迎えようとしている2月最後の日曜日、およそ2ヶ月振りに私も重い腰を上げ、探訪記の取材へと出かけてきました。今回は昨年夏に一度、書きました『一杯のラーメンを求めて』シリーズ(になったのかな?)の第二弾として、愛知県は東三河へとお邪魔してきました。愛知県というのは昔から尾張(名古屋)、三河(岡崎)を中心に色分けされていて、その中でも三河を東西に分けてこんな感じで呼ぶんですが、東三河のイメージでいうと豊橋~豊川(渥美半島)方面をイメージしてもらえればいいと思います。
まあラーメンだけでは寂しいので(笑)、チョットばかりお腹を減らしに?出かけてきたのが・・・・
日本の滝100選にも選ばれている愛知県新城市にあります『阿寺の七滝』でありました。この辺りは山間の風光明美な地域、また近くには鳳来寺山、長篠古戦場跡などもあり色々と興味深い場所が多くある土地柄でもあります。ただ、今回はラーメンツアー?ということもあり、今までに行ったことのないこの阿寺の七滝を選んでみたんです。
無人の有料駐車場(ポストに普通車は300円の維持費を入れるんです)にクルマを止め、山道を歩くこと15分ほど。最初は舗装された道なんですが、途中から本当の山道(笑)。結構、急坂もあったりして日頃の運動不足、体力不足を反省しながら一路、滝を目指して歩いて行きました。観光客の方はそれほど多いという訳ではなかったんですが、それでも老若男女様々な方々と挨拶をしながらのすれ違い・・・・久し振りに出かける嬉しさを、こんなところでも感じたりしました!!!
そしてやってきたのがここでありました。ひんやりとした空気、木陰の少々薄暗い感じ、そして何より滝の流れる音・・・・登ってきた体をクールダウン、そして何より登ってきた甲斐のある阿寺の七滝の姿でした。
滝はその名の通り、七段に(分かりにくいですが)分かれ流れていました。そんなに水量が多い訳でもなく、激しい水しぶきが上がるような滝ではなかったんですが、こう見ていて綺麗だよな~という感じ・・・・そんな滝でありました。左側に少し映っているんですが、階段があって滝の上まで登れるようになっていました。その一番上から七段の滝を映しても見ました。どうです?七段に見えますか?
2月最後の日曜日ということ、山間ということ、もちろん滝ということでまだまだひんやりとした冷たい空気(風はほとんどなかったんですが)何か2月の慌ただしさを癒してくれたというか、引き締めてくれたというか、そんなことを感じさせてくれた、この阿寺の七滝。なかなか普段は行く機会もないので、このラーメンツアーならではのひとコマとなりました。スッキリ!!! そんな感じが一番分かりやすいでしょうか(笑)!!!
そんな阿寺の七滝を後に一路、お目当てのラーメンを求めて新城市から豊橋市へと向かいました。今回お邪魔したのは『ラーメン店 麺屋 空』というお店。東名高速:豊川インターから豊橋へ向かう途中の路地を入った住宅街にあるお店でした。カウンターとテーブル席若干、それほど大きくはないお店でしたが、店内は綺麗な感じで印象のいいお店でもありました。注文したのは辛味醤油らぁめん+炙りチャーシューのトッピング、特に炙りチャーシューはその名の通り、その場で炙って出されますので、その香ばしい匂いが漂ってきて、滝巡りでおなかの減った私を更に空腹感?へと誘ってくれました(笑)!!!
そして・・・・出てきたのがこのラーメン!!! 辛味ということで多分?黒胡椒の味付けだったんじゃないかな~と思います。また味付けチャーシュー(筍といった表現が当たりかな?)や半熟タマゴ、野菜のシャキシャキ感もラーメンに彩り、いい触感を与えていました。スープは一口で分かる魚貝ベースのスープ。素材にこだわったと店内の貼り紙にもありましたが、非常にナチュラルな味わいで、麺との相性も抜群でした。もちろん私、スープの一滴まで?完食してまいりました(笑)。また女性のお客さんにはデザートのイチゴがサービスされていたりと、チョットした心配りもニクイお店でもありました(もちろん、私には出てきていません・・・・笑)!!! 豊橋まで行って良かったかな~そんな思いで、お店を後にしました・・・・。
こんな今回の阿寺の七滝~ラーメンツアーでありました。最後に・・・・今回の阿寺の七滝、友人からこんな質問を得ました。
>あんなに繊細な滝なのに、なぜか力強さを感じるのはなぜでしょう?
毎度?難しい質問をしてくるんですが(笑)、私が思うのは・・・・
>繊細であり、力強さを感じる源は、連綿と流れる滝の水なのでは?
延々と、永遠に、太古の昔から流れる(流れている)滝の(水の)継続性、上から下へ連綿と流れる滝の(水の)継続性、この辺りが細く長く、そして時には荒々しく、力強く見せる滝の魅力なのでは?そんな風に思います(この答えでよろしいでしょうか!!!)。そして一見、同じ滝に見えながら、毎度その表情が変わって見える(流れる)、そんな小悪魔な女性のように見えるところも魅力なのではないかな?と付け加えておきます!!!
2月最後の日曜を何とか探訪記で締めることができ、一ヶ月に一回は探訪記を書きたいな~という目標はギリギリでクリアされた(まるで夏休みの宿題のようですが!!!)、この冬最後の探訪記でありました。昨日は『梅』の便りも送られてきたりして、本格的な春の到来が、すぐそこまで来ているようです。この春もチョットは競馬場ばかり行かずに、出かけなさい!!! という季節(でも競馬もクラシックが始まるんですが・・・・笑)を前に、チョットだけ美味しい探訪記となった今回の旅でありました!!!
それでは今日も一日、日曜日を満喫していきましょう!!!
最近のコメント