話は先月(笑・・・・菊花賞の日です)にさかのぼりますが、久しぶりにぷらっと旅に(探訪記取材に)出かけてまいりました。今回は会社を休んで泊まりの探訪記だったんですが、周りからは『泊まりで行ったのになんでそこなの?』と言われるような、愛知県は三河湾界隈を旅してまいりました。まあ昨年?一昨年?だったかな~まだまだ愛知県には知らない場所、行ったことのない場所がたくさんあり、そんなところに行ってみながら読者の方にもご紹介します!!! な~んて企画をやっていましたが、その流れだと思ってください。
今回は愛知県の三河湾に浮かぶ三つの島のうち、今までに行ったことのなかった『佐久島』へとお邪魔しました。愛知県には日間賀島、篠島、佐久島が三河湾に浮かぶ大きな島なんですが、日間賀島は新入社員の慰安旅行(いつのことだったか・・・・20年以上前かな?)で、篠島は知多四国八十八ヶ所霊場に入っていますので最近になって上陸したんですが、佐久島はなかなかキッカケがなく今まで上陸したことがなかったんです。事前に調べてみると『アートで島おこし』などというキーワードがあったりと、チョット興味深い感じで出かけることとなりました。
最初は愛知県西尾市にあります『佐久島行船のりば』。愛知県の方には一色町と言ったほうが分かりやすいかもしれませんね。私も一色町と思っていたんですが、平成の大合併?でお隣の西尾市と合併したようで、今は西尾市一色町となっていました。そんな一色町という名を聞けばすぐに思い出すのは・・・・
一色さかな広場(笑)。今回は残念ながら時間の都合でお邪魔することはできなかったんですが、船のりばとは道を挟んで向かいにありました。
今回は割と乗船時間には早めで到着したんですが、乗り場に行ってビックリ!!! 結構、満員なんです。私などは佐久島なんてそんなに多くの人が行くところじゃないんじゃない?日間賀島や篠島とは違うから?とタカをくくっていたんですが、いい意味で裏切られました。また前日に名古屋ローカルのぐっさんの番組で佐久島の特集をやっていたことも影響していたようです。ですので船も定刻より早くの出船となりました。
数年前に沖縄は座間味や知多四国巡礼の篠島以来の高速船。100名ぐらいの定員だったでしょうか?さすがに立っている人も出るような超満員でした。乗船時間は30分弱ぐらいで、結構揺れたりもしましたが船酔いまではいきませんでした。船内から撮影した写真の揺れがそれを表しております(笑)。
佐久島には東西に二つの港があり、最初に到着するのは西渡船場、こちらで下船して東渡船場まで歩きながらを選択していよいよ佐久島巡りがスタートしました。
どうです?ひと昔、ふた昔前の港町の風景では?全体的に建物のトーンは黒壁でした。海風、潮風の影響を防ぐためのモノと思われますが、これはなかなかにいい雰囲気でありました。ここからは佐久島のマップにもあったようにタイムスリップしたような印象と、テレビなどで見る沖縄の集落が同居しているようなそんな街の雰囲気を楽しみながらの散策となりました。
対岸は知多半島です。当日は写真のように見事な秋晴れの日だったこともあり、くっきりと知多半島が見えたり、心地よく浮かぶヨットなどが見えたりと、島の風景以外にも楽しめる風景が広がっていました。
さて、、、今回のキーワードであります『アートの島、佐久島』なんですが、島の至る所に様々な工夫を凝らしたオブジェがあり、それを散策しながら島を周るのが一つの楽しみとなっています。最初に訪れたのは佐久島でも一番有名なランドマークとなっていますここでした!!!
浜辺に忽然と現れたこのオブジェ、『おひるねハウス』と命名されています。ここでのんびりとお昼寝しながら海を眺める・・・・そんなコンセプトでしょうか?海風も心地よく絶好のお昼寝スポットかもしれません(笑)。ただ実際は佐久島の記念写真スポットとなっていますから、入れ替わり立ち代りにみなさん写真を撮っておられましたので、お昼寝はできませんが!!!
全体像はこんな感じでした(既報ですね・・・・なぜか?)。写真を見ると南国ですね~青空、海、砂浜、こんな風景が愛知県にはあるんでよね~印象としては伊良湖などがこれにあたりますが、プチ南国体験ができるのも佐久島の魅力かもと思わせるひと時でした。
集落を散策していてこんなものも見つけました。一見、残土に子供たちの忘れ物?と思うような感じかもしれませんが、これも立派なアート(笑)。『満月の夜に(輪舞)』と名付けられたこのアートは、真夜中のイタズラなイメージなのでしょうか?人々が寝静まった真夜中に、、、
佐久島のメインストリート『フラワーロード』を歩いていくとタイル張りのこんなオブジェにも出会いました。他にも仮面ライダーなどもありました(笑)。次々に現れるオブジェ、急に出てくる驚きの発見に思わずニンマリすることができる散策だったりもしました。
海岸線を見ると手前側が『珍蒔(ちんまき)』と呼ばれる美しい海岸棚や海食崖が見られます(写真ではチョット分かりにくいんですが)。アートは人間が作ったものだけではなく、自然が育んだものも見られる、、、そんな魅力が佐久島にはありました。
海岸線から飛び出したこの防波堤、何か分かりますか?これはですね~タイトル『かもめの駐車場』と呼ばれています。日差しを浴びた海のキラキラ感とこの駐車場、今回の写真の中ではベストな一枚と自己申告しておきます(笑)。
これは佐久島から橋を通じて大島に渡る途中にあります『イーストハウス』と呼ばれるオブジェ。両端にプチ展望台というかボックスがあって、上下で海を眺めることができます。また対岸には『おひるねハウス』があり、色もブラック+ホワイトと対になっているオブジェというコンセプトもあるようでした。
橋を渡るとその先には大島。海釣りセンターや佐久島のお庭と呼ばれる梅園(3月がピーク)があったりしました。残念ながらお見せできる写真はありません(笑)。
そして最後は筒島(弁財天が鎮座していますが、今回は訳あってここへは入れませんでした)の向かいにあります、これも自然が作ったアート『男子岩(おんぞいわ)』。何かに似ていませんか?そうなんです、イメージは潜水艦(笑)。これぞ男子岩なのかな?
そんな佐久島散策を終え、佐久島東渡船場へ。ここも到着した時は閑散としていたんですが(出船時間より少し時間があったので)、みるみるうちに観光客、釣り客で混雑。すると停泊していた高速船から今日は臨時便で満員になり次第、定刻前に出船しますとのアナウンスが。しかも普段は東港~西港経由で一色に戻るんですが、今日は直接戻るというアナウンスも。やはり混んでいるんだな~と実感した次第でした。
時間の都合上、佐久島の大浦海岸線を中心にしか散策できなかったんですが、まだまだ佐久島には魅力的な場所がありました。こりゃ一回では無理だな?と思うのは観光地ならばどこでも思うところ(笑)。今回もそんな後ろ髪を引かれながらの佐久島散策となりました。
さて、、、最後は今回の宿泊先をご紹介!!!
格式ありそうなホテルに泊まったじゃない!!! そうですね~愛知県では昔から有名な(一部にはバブルっぽいイメージも残る)旧 蒲郡プリンスホテル(現 蒲郡クラシックホテル)に今回は泊まりました。愛知県人には蒲プリでお馴染みかもしれません(笑)。バブル全盛の頃は高嶺の花的なホテルの象徴でした。今でもそんな料金の客室も残っていますが、そんな金額は出せるはずもなく(そんな告白は要りません・・・・笑!!!)、クーポンで朝食付の5,000円で泊まりました(やっぱり!!!)。ただ、フロントやコンシェルなど格式高い雰囲気は残っており、普段慣れない私は多少?緊張感があったりもしました。
以上が今回の探訪記、散策編でありました。続きは、、、お待ちかね?グルメ編です。さてさてそんな三河湾で何を食べてきたのでしょうか?ぜひ、続きをご期待下さい!!! 今回のタイトルはシェークスピアの一節、というよりはロンドンかぶれな私は今年のオリンピックから拝借してきました(笑)!!!
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