最近、ワイドショーは元よりNHKのニュースでも取り上げられている50歳の作曲家と43歳の作曲家の騒動。私は実際、50歳の作曲家がどのような曲をリリースしていたのか聞いたことがないですし、以前に特集されていた彼の番組なども見たことがないので、あまり偉そうなことは書けないんですが、この騒動(事件ではないかな?)で私が思ったことを今日は幾つか書き残そうかな(覚書)と思います。
①先ず最初に思ったことは彼の生い立ちや今までの人生、題材(音楽)がクラシック、ヒロシマ(被爆)、震災などという『悲しみ(悲劇)』に重きを置いていたということで、真面目に彼と向き合ったリスナーやマスコミが多かったことが、この騒動を大きくした要因(裏切られた感を増幅した)ではないかと思います。
②『悲しみ』という題材を作品だけでなく、50歳の作曲家自身にも当てはめ、誇張して本人や作品を世に送り出してしまったマスコミ(メディア)に責任はないと思うんです。ホントに分からなかったことだと思うし。ただ発覚後、視聴者やリスナーに寄り添って手のひらを返すように攻撃的になってしまったり、私たちには責任がないなどと懸命に言い訳するのはどうなのかなとも思いました。誰にもわからなかった、マスコミも騙された(今のところは)わけだし。マスコミ特有の勝ち馬に乗る体質とでも言いましょうか?
③これは結果論ですが、43歳の作曲家が書いた作品は50歳の作曲家が(作曲家自身が)『メディア』となって売り出され広く知れ渡るようになったもの。43歳の作曲家個人がリリースしていたら売れていなかったのかもしれません。ただ、レノン=マッカートニーのように共作ではない時もクレジットはこうするというような約束をしていれば、この騒動はなかったとも思います。でも後で記者会見を読んだら報酬は700万円あまりということで、共作ということよりも個人の名誉やお金儲けを選んだ50歳の作曲家の実像も見えてきたりして、ここでもベールは脱がされた気がしました。
まあ思ったことを箇条書きにしたんですが、実は一番最初に思ったことは・・・・これがロックやポップスだったら、ここまでの騒動になったのかな?というものでした。古今東西、ロックやポップスにはこんないかがわしい話や噂は後を絶ちません。そんな話や噂を見事に逆手にとってThe Great Rock 'n' Roll Swindle(偉大なるロックンロールの詐欺師)という言葉(タイトル)さえロックにはあったりもします。ここまで開き直って(笑)言える騒動ではないのかもしれませんが(ロックとクラシック、セックス ピストルズと50歳の作曲家では違いすぎますからね)、50歳の作曲家が口を開いているわけでもありませんので、彼が何を語るのか?それに注目したいな(この騒動をどう捉えているのか)とは考えています。
ところで、先ほどのマスコミへの皮肉にも取り上げた『勝ち馬に乗る、時流に乗る』ということを言い換えてなんというかご存知ですか?
バンドワゴン(効果)
(笑)・・・・それでは今日の馬券公開です!!!
今日は昨日の大雪で東京開催(東京新聞杯)は延期ということで、京都は見が正しいとは思いますがトントンでも授業料は払います(笑)!!!
軸(複勝+3連複1頭軸)はバンドワゴンではなく豊君のトーセンスターダムとしました。昨日の段階ではトーセンスターダム、バンドワゴンの順の人気なのかな?と思っていたんです。それで2番人気のバンドワゴンかな?と考えていたんですが、今朝スポニチを見ると圧倒的なバンドワゴン人気。まあ予想してみるとトーセンスターダムだったので素直に?豊君に乗りました。
この馬券だと豊君の1着固定の3連単も考えたんですが、スタイルは変えずに貫きました(笑・・・・頑固ですから)。ヒモは③エイシンエルヴィン、⑤バンドワゴン、⑦ピークトラム、⑨ブラックカイトとしました。
ところでバンドワゴン。実は先に書いたような意味ではなく、最初に知った時には元はっぴいえんどの鈴木茂氏の傑作アルバム『バンドワゴン』を思い出したんです。はっぴいえんど・・・・細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂という日本語のロックを確立した伝説的バンド。YMOであり、ナイアガラ~ロング・ヴァケーションであり、歌謡曲をJ-POPに変えていった面々。今年はアデイインザライフといい、ロック的な馬名が気になるクラシック戦線だったので、心情的にはバンドワゴンかもしれません(笑)。
最近のコメント