みなさん、こんばんわ。秋の3連休の中日、まあまあの天候でしたが楽しく過ごされましたか?明日は体育の日、ぜひ『アクティヴ』に動いて、日頃のダウンな気持ちを吹き飛ばしちゃいましょう!!!
さて私は、今朝も早起きして(というか毎日、早起きなんですが・・・・笑)、昨日の記事の宣言通り?知多四国巡拝の旅の第三回目に出かけてきました。
最近は休みになると、何か『ワクワク』して出かけてしまうんですよね~。本来ならJRAとの戦い(今日などは東西で毎日王冠、京都大賞典というGI級のレースが行われたんですが)に胸を躍らせるんですがね~。今は何より、この知多四国の魅力に取り付かれてしまっています。
前回も書いたんですが『自分探しの旅』にもなっているんですが、今回は純粋に『巡拝を楽しむ旅』にもなってきました。色々な発見、色々な雰囲気、色々な空気(香り)が私を惹きつけて止みません。今回もそんな空気が写真から、皆さんに伝われば嬉しいな~と思っています(記事からは伝わらないと思っていますので、写真の力を借りますよ・・・・笑)。
まず最初の写真は、今回の一番の目的であった愛知県は南知多町(大井)の海に忽然と聳え立つ『上陸大師』の像を拝むことでした。釣り客の多い港を過ぎ、その外れに車を止め歩いて湾を進んでいくと、急に海が開けてこの像が見えてくるんです。何か本当に『弘法様』と初対面したような気持ちになりました。堤防から数十メートル離れた沖に、私を(私たちを)見守るように建っていたこの像は、今まで巡拝してきた私を
『お疲れ様、続きも頑張って!!』
こんな風に励ましてくれているように思えたんです。本当に頑張ってきて良かったよな~なんて感慨に耽った私なのでありました。
今回は18ヶ所の札所を巡拝させて頂いたんですが、写真に挙げた第二十九番の大悲山正法寺(写真の上段三番目のお寺)では、不審火により焼失するという憂き目に遭い、再建の途中ということでした。ただ小さな集落に佇んでいますので、檀家さんも少なく思うように再建の目途が立たないということで、巡拝されている方々に協力を・・・・とのお寺の方のお話で私も微力ながらお布施で協力してきました。昔ながらの佇まいを残すお寺でしたので、ぜひ再建されることを祈っている私でありました。
第三十番~第三十四番にかけては、大井漁港に集中して建立されており、一部は無人だったりご朱印もまとめて押していただいたりという場所でした。ただ、駐車場が限られており(私の見たところ5台のスペース)路上駐車はお参りにはご法度と思いますので、お参りされる方はここは気をつけられたほうが良いと思いました。
今回は秋の3連休ということで、知多では釣りシーズンの到来、秋祭りと重なってしまい、賑わい(渋滞)を見せていました。私は結構、早朝から動いていましたので、渋滞らしい渋滞には巻き込まれなかったんですが、帰りの道は反対方向(知多へ向かう道)は渋滞しておりました。このシーズンは気候もよく、知多半島は賑わうシーズンの一つということですので、お出かけの方は渋滞にはお気をつけ下さいね。
後半の写真では、第三十六番の遍照寺へ向かう道すがらの路地に珍しい建物があったんで、パチッとワンショットしました。港町独特の路地を歩いてお寺に向かっていたんですが、そんな中ふと見上げると三階建ての建物を発見したんです。多分、木造だと思うんですがなかなかお目にかかることは普段でもないと思うんです。特に写真でも分かるとおり狭い路地に面した道にありますので、どうやって建てたのかな~なんて思ったり、以前に行った(ここでも書きました)明治村にも三階建ての木造建築が展示してあったんですが、なかなか佇まいとしては珍しいと言うことでしたので、今回はみなさんにもご紹介しました。
第四十二番の天龍寺では、ここが厄除大師様(多分、番号からも由来しているのかな~なんて思いました)ということで、色々とお寺の方からお話を伺ったりしました。そんな中、私の納経帳の裏表紙が白紙なのに気付かれたお寺の方は、
『裏表紙に巡拝を始めた日、住所、氏名、誕生日を書いておくといいよ』
と教えて頂き、私の納経帳に達筆な字でそれらを書いて頂きました。本当に年配の女性の方(遠慮せずに書けばお婆ちゃん)だったんですが、すごく丁寧に達筆に書いて頂きました。私?感激でしたよ(笑)。
実は・・・・先日、私の実家に帰った時、この知多四国巡拝の話を実母にしたら、何と!! 私の母も行っているという(まあ、何と似たような思考の親子なのか?)ことを知り、今回の納経帳の件を話したら、母は書いてもらっていないとのことで羨ましがられてしまいました。何か貴方にあったんじゃないの?なんて母親から言われたので『きっと何か輝くものがあったんじゃない?』な~んて言って交わしておきましたが・・・・(笑)。
最後は各お寺でのワンショットの数々で。最初の二枚は慈雲山影現寺(時志観音)でのショットを。海に面した小高い丘の上にあるお寺だったんですが(本当に急坂で車が登っていくか心配なほどで、雪が降ったら大変だよな~と思わず考えてしまったりして)、登りきると写真のようなとても大きな観音様が迎えてくれました。チョットした感動モノですよ(笑)。その小高い丘から眺めた海のショットも一枚撮ったおきました。観音様が見る三河湾の風景は、今日はとても穏やかでありました。
第三十三番の北室院では仏様の手形が施されたものがあり、もちろん手を合わせて(重ねて)まいりました。何か意思が(気持ちが)通じる感じが伝わってきたりもしました。浄土寺では由来にもある亀の石像があり、ほこらなどもあり海辺の信仰を目の当たりにしたりもしました。
さてさて・・・・今回もお寺での新たな発見、様々な会話、道中での自分リセットなど、いつにも増して楽しい一日を過ごしてきました。最近、思うんですが日常って意外に楽しいことってないんですよね~。仕事にしても普段の生活にしても、辛い、苦しいことが多かったりするんです。
でも・・・・
それをいかに『楽しめるか?』ということが大切なんだよな~なんて思ったりしています。どうせ辛い、苦しいことなんだったら自分から楽しんじゃえ~という幾分?能天気な?感じであります。でもこの能天気が意外に、いい方に自分を転がしていく気がします。そして楽しいことは向うから来てくれない、自分から楽しいことを見つけなきゃ!!! とも感じています。これは以前に私の大切な友人から教わったことだよな~とあらためて感じています。その大切な友人・・・・最近はダウン気味との連絡をもらいました。まあ、その友人は一晩寝ればカラッと忘れられる能天気な友人なんですが(笑)、私からのメッセージとしては
楽しいことは自分から探さなきゃ!!!
という言葉です。これは以前に貴方から教わった言葉だと思いますが、今は私から貴方に贈ります。どうか日常を楽しく、アクティヴに過ごしましょう!!!
そんな言葉を友人だけでなく、皆さんにも贈ります。連休も後一日、どうか秋の発見が皆さんにもあることを願っています!!!
[いいですね] 「楽しいことは自分から探さなきゃ!!!」
またしても格言を頂いたような気分になりました。
僕もちょっと前まではVOXブログ、放ったらかしでしたがTwitterでお世話になったhisahiさんに背中を押してもらった形で、すこしづつ書いてく内に森の人さんに出会えましたし、少し前のエントリでhisahiさんがコメントされたようで、とても嬉しかったです。
僕みたいな若輩者が言うのも何ですが、このご時世だからこそ「人と人のつながり」が大切になってくるんじゃないかと思いました。
納経帳のエピソードもそうですが、森の人さんのブログには「一期一会の美」がありますよね。
この知多四国巡拝の旅シリーズは毎回楽しみにしていますが、今回も楽しく読ませて頂きました。お車で移動されてる事なので事故等気を付けてこれからも頑張って旅をコンプリートしてください!
僕も美濃七福神の巡礼が止まっているので、行かなきゃ...(^^;)
コーフンしちゃって長文ゴメンナサイm(_ _)m
投稿情報: iScene/scenicscenery | 2008/10/13 02:29
scenicsceneryさんへ
再びおはようございます。
まあ、この格言は私ではなく友人に教えてもらったものなので、あまり威張ることも出来ないんですが(笑)、でも何かを感じてもらえたことは書き手として嬉しく思っています。
ブログというのは所詮は『自己満足』だと以前は思っていましたが、それでも『自己満足』だけでは長続きしない、書き手のテンションも下がってしまうと思っています。そんな中で、ブログの世界、実生活の世界で様々な交流が生まれてくれば、何か新しい力が生まれてくるようにも思うんです。
今行っている知多の旅、最近入れて頂く様々なコメントが、私に『人と人とのつながり』や『楽しいことを見つけている(見つけられている)』ことを実感できるものになってきています。昨日のお寺のお婆さんとの交流なんて、この旅がなければ絶対にありえなかったものですからね。それは有難いことだと思っています。
どうも調べてみると、東海三県にはこの知多四国以外にも様々な巡礼の行程があるようです。知多にも観音様巡り(33ヶ所)も別箇にあるようです。ぜひ、様々な『楽しさ』をこれからも発見していきましょう!!!
追伸:車での移動は大変です(笑)。小型車が一台しか通ることの出来ない道が多くて、スピードは出ない道ばかりなんですが、気を使ってしまいます。ナビゲーションも当てにはならない場所も多いですし。でも安全運転で頑張っていますよ。
投稿情報: 森の人 | 2008/10/13 06:42