どうも、お正月というのは無節操に(無制限に)食べたり、飲んだりすることが、お咎め(おとがめ)なく行われるからいけません(笑)!!! 私も元日~2日にかけては、これでもか!!! と食べるよりも飲んでいる時間が多かった気がしています。そんな3日の朝、『お腹が重たいな~』とさすがに自覚症状が出てきました(当たり前でしょ!!!)。そんな訳で、昨日(3日)は少々動かねば!!! と、こんな場所へと歩きに行きました。
以前から『東海道五十三次を歩いてみたいな~』とは漠然と思っていたんですが、なかなか重い腰(重いお腹)が上がらなかった私だったんですが、今回は切羽詰まって?歩いてみることにしたんです。まあ、昨年も桶狭間古戦場を歩いてきたんですが、ただ単にウォーキングというのは苦手な私だったりしますので、歩きながら何かテーマがあれば・・・・ということで、先ずは身近な東海道を!!! と名古屋市は緑区にあります有松へと行ってまいりました。
有松は桶狭間古戦場や中京競馬場のお隣(西隣)にあり、東海道の雰囲気が今も色濃く残る街なんです。有松絞りでも有名で、6月頃には街道沿いで盛大なお祭りも行われています。今回はお正月ということで、そんな絞りのお店もお休みが多かったんですが、ご夫婦連れの観光客もぼちぼち多く、街道の町並みをみなさん楽しんでおられました。
ここは最近になって都市開発がすすめられた場所で、有松駅周辺も再開発で近代的な駅になってしまったんですが、一歩街道に入ると江戸時代にタイムスリップ?するような建物が、ずらっと並ぶ街(街道沿い)自体が、江戸の博物館!! そんな佇まいなんです。
由緒ある建物は愛知県や名古屋市の文化財に指定されていたり、街ぐるみで景観を維持していこうという試みもなされていて、街道沿いのカラーもそんな色合いに統一されていたりもして、違和感のない街並みが作られていました。ホント、時代劇のひとコマなんです!!!
見ても分かるように、建物だけではなくアスファルトもこんな感じで、東海道の景観を損ねない程度の雰囲気が残るような工夫がされていました。こうした文化財以外の建物も景観に合わせた外観が多く存在して、街ぐるみで取組が行われているんだな~ということも実感できたりしました。
これは有松を離れてからのひとコマなんですが、東海道の道しるべ?こんな粋な計らいもあったりして、歩くには様々な発見もあったりしました。そうなんですよね~今までの探訪記って結構、クルマで目的地まで行って、色々見たり、聞いたり、感じたりしてきたんですが、歩く・・・・というキーワードが少々足りなかった気もするんです。今回はそんな歩く!!! というテーマで、ゆっくりとしたスピードで様々なモノを立ち止まってみることができる、それはそれで面白い発見があるよな~ということにも気が付かされた気がしています。それは貴重なモノばかりではなく、何気ない風景からも感じることができる!!! そんな感じです。これは意外に面白いかも?そんなことが今年のテーマにはいいかも(笑)!!! と感じさせるようなお正月の探訪記でありました。
最後は街外れにて・・・・有松の西端には、高速道路が建設中なんです。ギリギリまで行かないと景観を損なう・・・・ということはないんですが、それでも高架のため景色には多少入ってきたりもしています。これは建設前に揉めただろうな~なんて思ったりもしましたが、そんな高速道路下部に有松一里塚を復元しようという試みもなされているようでした。東海道と高速道路、過去と現在が交錯する場所となりそうな場所なんですが、これも時代の流れなんでしょうか?ただ、クルマでは(速いスピードでは)見逃してしまうものも多いはず(これは今の情報社会にも言えることでしょうか?)、今年は少しゆっくりと様々なモノを見てみれば?と、問いかけられたような私でありました・・・・続く!!!
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