シリーズで?書いております45歳記念の記事(笑)。誕生日当日の思い、天皇賞(春)に続く3部作の最終回はお馴染み探訪記ということで、今回はこんな場所へとお邪魔してきました。
そうそう天皇賞(春)ですが・・・・2マイルの攻防は久しぶりに?面白いレースでした。出入りが激しかったですね~(笑)。私はローズとエイシンしか見ていなかった気もしますが、両馬とも少々落ち着きのない姿を道中見せており、特にエイシンは2周目3角手前あたりから後退していったので・・・・でしたが、直線外からの脚は久しぶりのエイシンフラッシュを見た気がします。ホントは突き抜けてくれたら嬉しかったんですが、それでも見ごたえのあるゴール前!!! 結果は2着で私の馬券も複勝(300円の配当ならまずまずか)のみだったんですが、エイシンフラッシュからも嬉しい?誕生日プレゼントを頂きました(笑)。
話がそれましたが(毎度です!!!)、今回の探訪記は岐阜県は郡上市にあります白鳥町。そうですね~場所的には下呂と高山の中間(チョット場所は違いますが、分かりやすく言えば)ぐらい。スキー場が多い場所でも知られ、中部縦貫道を通じて福井県にも抜けられる交通の要所でもあります。今回は私の誕生日ということで同行者(笑)もいたんですが、その方の希望というか趣味?ということで、昨年の伊勢神宮、分杭峠に続くパワースポット探訪とでもいえる場所となりました。
ただ、パワースポットということだけで決めた今回の場所だったんですが、実は現地で様々なものに触れたり、帰ってきてから調べてみると、由緒ある場所、ここがそうだったのか、と気がつかされることもあったんです。それは・・・・
白山信仰
ね?聞いたことがあるんじゃないですか?岐阜~福井~石川にまたがる白山を霊山として崇める山岳信仰の地。白山全体を神とみなし崇めたり、山岳修行の聖地として数々の修行が行われたり、そんな場所でもあったんです。いわば山(街)全体がパワースポット?なのでしょうか。そんな白山信仰のほんの一部なんですが、今回は触れて来たんです。そんな場所を順にご紹介していきたいと思います。
先ず最初に訪れたのは長滝白山神社。ここは日本各地にある白山神社の中心的な神社で、白山信仰の岐阜県の中心地であるそうです(Wikipediaより)。ここが同行者の目的地だったんですが(有名なパワースポットであるとのこと)、私はここに着いてから不思議に思うことがあったんですよね~。それは・・・・
なぜ神社とお寺が同じ敷地内(境内)にあるんだろう?
こんなことでした。以前に探訪してきました知多四国八十八か所や三河新四国八十八か所など、数々のお寺を巡ってきた私にとっては、これは何気ないことなんですが不思議なことでありました。そんな答えは建物や建造物ごとにあった説明碑を見ていく毎に謎は解けていきました(笑)。
上の写真は長滝白山神社、そして下の写真は長滝寺。参道正面に神社、左手に長滝寺があるんです。これは明治以前は『白山中宮長滝寺』と称していたそうなんですが、維新以後の神仏分離によって神社とお寺に分けられたのが、その理由だそうです。こういった話を聞くと(調べると)歴史上であった(学校で習った)出来事もリアルに経験することができ、この探訪記を行う(書く)魅力になっていたりもします(小さなことですが・・・・笑)。
そんな長滝白山神社、いえいえパワースポットと言えばなぜかつき物なのが由緒ある『水』。不思議ですよね~なぜか水なんです(笑)。そんな聖なる水、ここにもありました!!! それが下の写真『延年水』といわれるもの。五穀豊穣、悪疫鎮静のために奉納されたり、白山薬草とともに配られたりもしていたそうです。また『千蛇ヶ清水』とも呼ばれ、万年雪に覆われた白山頂上の千蛇ヶ池にも通じていると言われ、白山参拝者の薬水としても重宝されていたようです(説明書きより)。私も口に含んだり、愛用のパワーストーンを洗ったりしてみましたが、何か新たなパワーが体に入ってきた(笑)気がしていました。
そんな長滝白山神社(白鳥界隈)には、葉桜になりかけの桜もまだ咲いていたんです。そんな桜、岐阜県では有名な根尾村の淡墨桜がこの境内に移植されていたんです。名古屋では既に見かけなくなった桜でしたが、これもチョットしたプレゼントを頂いた?気分でありました。
実はここでパワースポット巡りは終了予定だったんですが境内の案内を見て、もうちょっと脚を伸ばして見るか!! と次の場所へ急きょ出かけてみました。それがここ・・・・
阿弥陀ヶ滝という場所でした。ここは落差約60m、幅約7m、岐阜県の名水50選そして日本の滝百選にも選ばれている名瀑とのこと。また白山信仰の滝行の地としても有名な場所でありました。長滝白山神社からは北に約4kmと比較的近く、神社とペアで周るには良い場所だと思います。
駐車場から約10分ぐらいでしょうか?ホント山道(笑)でした。また桜はおろか残雪も所々に残っており、道は滑りやすく、スニーカーや登山靴はまだいいですが、それ以外の靴では・・・・中には転んでいる方もいましたから、この時期は靴には気をつけた方がいい場所かもしれません。そして目の前に現れたのが・・・・ 一言で言って豪快で荒々しい滝!!! この表現がピッタリの滝が出現しました。正に滝行を行うための滝、全ての邪念を削ぎ落としてくれる・・・・そんな感じでありました。
この阿弥陀ヶ滝、説明書きを転記しますと・・・・
>伝記によれば、養老六年(西暦723年)白山開祖泰澄大師が白山中宮(長滝白山神社)の本殿建立の時、一夜女神のお告げにて西北山中の清泉を探し、行ってみると怪しく険しい岩の断崖から飛瀑の直下するのを発見した。大師はこの滝を『長滝』と名付け、この清泉に斎戒沐浴して白山中宮の建立に奉仕し、その瑞祥に感じて白山中宮長滝寺と称するようになった。
>以来この滝は白山信仰の霊場として修験者、滝参りの人々で賑わったが、天文年間(約460年前)長滝阿名院道雅法師がこの滝の洞窟で祈念してみると、光まばゆい阿弥陀如来が現れたことから『阿弥陀ヶ滝』と呼ばれるようになった。
こんな由来がありました。そして江戸時代後期、葛飾北斎が白山参詣者で賑わったこの滝を『諸国滝廻り』8図の中で描いていたそうなんです。それが下の絵と私の写真(笑)・・・・
まだまだ残雪の残る小道を帰りながらひんやりとした空気に包まれ、身の引き締まる思い。45歳を迎え、また身を(気を)引き締めるには、いい場所でありました(ホント、ピリッとして下さいよ!!!)。
そうそう、ここでこぼれ話を!!! 小道を終えて駐車場へ引き返す道すがら、テレビカメラを抱えた方々が今から滝へ!! と向かおうとしていたんです。その中に、大きな体をした方が・・・・よく見るとホンジャマカの石塚さん(石ちゃん)ではないですか(笑)。思わずびっくり!! 写真は遠慮しましたが、同行者の方は握手してもらいました。握手をお願いすると『いいですよ、こんにちは』と気さくに声もかけて頂いて、テレビそのままの方でありました。そしてロケバスの中から登場したのが・・・・杉本彩嬢でありました(笑)。これにもビックリ!! ただ、怪しい~オーラ全開で、声をかけることも握手を求めることもはばかられる雰囲気を醸し出しておりました。
最後はグルメ(笑)ですね。もちろん今回は飛騨ということで『飛騨牛』を!! まあ私の誕生日祝いでなければ、いつものラーメンツアーになったはずですが、たまにはね~!! ということで今回は、白鳥町にある『覇楼館』さんで飛騨牛を頂きました。お昼頃ではあったんですが賑わっていましたね~名物は飛騨牛ということで様々なメニューがあり目移りして仕方がなかったんですが、私は飛騨牛焼肉膳、そしてもう一つは飛騨牛すき焼き膳にしました。値段?私が1,580円、もう一つは980円でした(笑)。写真を見て頂ければお分かりだと思いますが、非常にリーズナブルな値段だと思いました。先ずは私から・・・・
一見、焼肉が味噌ベースのソースだと思っていたんですが、実はトマトベースのソース。これが意外に美味しかったんです。そして飛騨牛、柔らかかったです。堅いところが全く無くて、ホント美味しかったんです。いつもならビール!! となる私なんですが(今回は別の運転手もいましたし・・・・笑)、今回は大いに飛騨牛を味わおうと遠慮いたしました。そしてもう一つ・・・・
こちらも柔らかかったです。またすき焼きに玉ねぎが入っていたこともチョット意外な発見(笑)。普段は長ネギですから、この辺りの特色なのか?このお店のオリジナルなのか?意外な取り合わせも楽しみました。隣のテーブルは、我が家も迷った飛騨牛カレー、チョット覗き見しましたがボリューム満点でこちらも捨てがたいメニューのように見えました。みなさんも行くことがありましたら、ご賞味ください!!
そんな私の誕生日、パワースポット巡り、白山信仰の一部に触れる今回の旅の一部始終でした。まだまだひんやりとした空気に包まれていた白鳥界隈でしたが、徐々に春の気配も訪れていて、これからが観光にも良い季節なのかもしれません。私も今回の旅で白山信仰や、阿弥陀ヶ滝など新たな発見も出来て面白い旅となりました。ただ、上限1,000円の高速料金も震災復興のために中止が決まったようで、これからは探訪記の場所も限られてきそうな感じなんですが、高速を使わなくても愛知~岐阜~三重には面白い場所がたくさんありますし、思い出しながらコソコソと続けている廃止競馬場のフィールドワークも復活しなければとも思っています。まだまだ、私には知らないこと、知らない場所が山ほど残っています(笑)。興味が失われない限り、体が付いてくる限り(ここが問題でしょ!!!)、まだまだこれからも私の探訪は続きます!!! そんな探訪記、これからもみなさんに読んで頂ければ!!! と今回も改めて感じている私でありました!!!
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