お盆休みど真ん中!!! もちろん世間では、お盆休み返上で(世間に逆らって!!!)過ごされている方もお見えになると思います。お盆休み、夏休みの最大の難点は・・・・午前中から飲んでしまうこと(笑)。まあ、お正月休みも同じなんですが、特に夏は午前中からのビールが贅沢に思えてしまうからいけません!!! お盆休みのない方には申し訳ないんですが(ホントに思ってる???)、この贅沢がお盆休み最高の過ごし方といっても過言ではない・・・・私でありました!!!
さて、ローレライを探す日本ライン下りの旅後編。ここからはタイムラインにて写真を見ながら、実際にライン下りをして頂こうと思っています。このブログサイトの特徴で(テンプレートを変えればいいんですが)、写真は幅で切り取られています。端がカットされていますが、写真は大きくなりますので(カーソルを合わせてクリックすれば)、気になる写真はお手数ですがそんな感じでお願いします。 前回書いたんですが、行程としては13km、1時間の旅なんですが、今回は上流で前日に雨が降り木曽川の水量が増水していたそうで、流れが多少早く50分ほどの行程との案内がありました。これはスタート直後の写真。多少白波が立っているのがお分かり頂けると思います。もちろん、揺れるんですが船酔いするような揺れではありませんでした。そうそう案内は録音テープが基本で、補足として船頭さんが話されるというものです。船頭さん、私も日焼けしていますが比べ物になりませんでした(笑)。
そして・・・・いきなり日本ライン下りの名物と言われる『早瀬』がやってきました!!! 船頭さんの巧みな技で渡っていきますとの案内があったんですがさてさて・・・・
何とか?船から身を乗り出して撮った一枚。船の脇にはこういったシートが用意されていて、肩までかけて波除けにします。まあ、アトラクションのような頭から波をかぶる!! ということはありませんが、念のためという感じでしょうか。ただ、アトラクションとは違い、早瀬のこういった景色を眺めがながら下っていくというのは、スリルというよりも優雅(という言葉が合うのだろうか?)な感じさえしました。
この『早瀬』を過ぎると木曽川は穏やかな表情に変わり、ここからはしばらく木曽川渓谷(本来の日本ライン)を楽しむ時間となりました。写真は代表的な岩々をいくつか・・・・
これは千枚岩と呼ばれている岩。棚がずっと続いている感じです。写真で見るより実際はもっと大きい岩なんです。
この辺りはですね~ものすごく川面が穏やかで夏空+山々+川面のコントラストも夏のひとコマとして楽しめる風景でした。ホント、暑かったんですが気持ちは和む!!! そんなひと時でありました。
中央奥に猫が鎮座するといわれる『猫岩』。猫が見えますか(笑)???
これは多分?『ライオン岩』と思われますが(笑)、幾分角度が悪いのでライオンには見えないような・・・・まあ船はこんな感じだったという一枚にしておきましょうか?この手前には『夫婦岩』なる連なった二つの岩もあったんですが、ライン下りの記念写真(船を全景で写して記念写真として売られています)スポットで、ここをバックに写されますので、過ぎてから今の場所が夫婦岩でしたという案内が入り(たぶん、先に夫婦岩と案内するとみんながキョロキョロと写真を撮ってしまうので、記念写真が撮れないからだと思うんですが)、私はお目当ての一つだったこの岩の写真を逃してしまいました(笑)!!!
続いてはこれ・・・・メガネ岩(笑)。そのまんまですね!!!
これは獅子頭岩 or ラクダ岩のどちらか(笑)。そういえばほとんどの岩が動物に例えられていました。なぜかな?
そして・・・・断崖絶壁の中央に黒い影が!!! これが日本ラインの『ローレライ』なのか!!! ついに現れたか!!! いえいえ、これは『猿見岩』と呼ばれるもので、猿に見える岩が木曽川(日本ライン)を見下ろす姿に見えるというもの。犬山には日本モンキーパークもありますから、犬山のローレライは実は妖女ではなく、猿だった・・・・というオチだったという話なんでしょうか?
この木曽川は国道21号線(ガードレールのある位置)と並行して流れているんですが、その上に柵がある道が見えるでしょうか?これが中山道として残っていました。昔の人もこの日本ライン(木曽川)の風景を見ながら、きっと『京都』を目指したんでしょう!!! 日本八景として知られる木曽川は江戸時代の頃から愛されていたのかもしれません。
そして・・・・今回の写真の中で一番好きな一枚。夏空+山々の緑+木曽川の蒼が一番映える一枚じゃないかな?と自画自賛(笑)!!! 普段は夏なのに山ばかり!!! と言われる私の探訪記なんですが、たまには川(水)の澄み切った蒼もいいよな~と思わせてくれた一枚でもありました。そして・・・・クライマックスである最後の『早瀬』へ!!!
だんだんと近づく早瀬。そうそう、今回は新たなカメラですべて撮影したんですが、当たり前なんですけど今のカメラは手ぶれ補正が内蔵されていて(笑)、ほぼワンショットを一回で撮ることができました(何を今頃、言ってるの!!!)。ですので早瀬の揺れにも十分に対応、問題は買ったばかりのカメラを川面に落とさないように・・・・ということに神経を集中できたのは良かったかもしれません(何?それ???)。
結構、うねっているのでは?前半の早瀬より、こちらの早瀬の方がきつかった様な気がします。白波も大きかったですし!!! ここを過ぎるとライン下りも終焉を迎えます。下の写真は何か分かりますか?これは名古屋市上水道の取り入れ口なんだそうです。さすがにライン下りをしないと見ることのできない風景にチョットだけ?得した気分になったりもしました。ただ・・・・ここで失敗だったのがカメラをオートで撮っていたこと。色がですね~微妙に違うんです。もっとクリームというか、ベージュっぽい色だったんです実際は。これは次回からの課題となる写真ともなりました。
そんな取り入れ口を過ぎると犬山橋下船場を含む見慣れた光景が現れました。
川面から見た犬山城やツインブリッジは、行きに見た風景とは違ったアングルでまた新鮮でした。なかなか見ることないですからね~このアングルは!!! そんな雄大な構造物を見ながら無事にライン下りは終了となりました。さて・・・・この後は国宝・犬山城に行ったり、犬山で有名なラーメン店に行ったりという計画を事前に練っていたんですが、さすがにお昼の暑さ(特に止めてあった車に乗った時の暑さは尋常ではありませんでした)に負け、様々な誘惑に?負け、一路名古屋へと向かいました。いつも一か所だけ行って帰っちゃうよね~と言われる私なんですが、まあ車ですからこの後のキュ~ッと一杯!!! を楽しみにもしている私ですのでお許しください!!!
さて・・・・忘れられてる?目的?
そうそう、日本ライン(下り)に『ローレライ』は現れたの???ですよね。まさか猿見岩の猿がモンキーパークだけにローレライだった!!! という結論じゃないですよね???
そうですね~日本ラインの渓谷には残念ながらローレライは現れなかった気がしています。ただ、ローレライ自身に会うことができなかったか?と言えば会った気がしています。それは・・・・
日本ライン(木曽川)
そう川自身がローレライだった!!! そんな思いなんです。写真を見てきて皆さんも感じたと思うんですが、1時間の短い行程の中でも様々に表情を変える、時には荒々しく、時には優しく、時には穏やか・・・・そんな木曽川の姿(表情)こそが、人を惑わす、魅了する、妖女ローレライだった!!! そんな思いです。自然の風景の中にはこういったものが多いと思うんですが、そんな日本八景の代表的な木曽川にも様々な姿(表情)が、短い時間ながらも存在していました。これが私の探していたローレライであったと思っています!!!
今回は私の知らない愛知県の第一歩ということで、お邪魔しました日本ライン下り。我ながら?いい経験をしたと思っています。まだまだ、愛知県には知らない場所や知らないことが山ほど眠っていることでしょう(笑)。そんなドメスティック・ディスカヴァーをまだまだ残りの夏で探してみようか?と思う今回の私の旅でありました。最後まで読んで頂き(見て頂き)有難うございました!!! 前後編で少々長かったですが(笑)
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