チョット間合いが空きましたが、長崎県探訪シリーズ。探訪記としてはラストのハウステンボスです。まあハウステンボスファン(がいるかどうかは分かりませんが)には申し訳ないんですが、最初に結論を書いてしまうと、今回の探訪記の中で一番書くことのない(笑)お話となります。ですので写真中心です。
平日、小雨という条件でしたのでハウステンボスは閑散としていました。昨年のディズニーランドを想像していましたから拍子抜けの感じもあったんですが、まあ後でこの理由は分かった気がしています。最初の写真は宿泊しましたホテルオークラJRハウステンボスです。建物はディズニーのホテルに負けず劣らずでした。当日はフェラーリやマセラティの展示会をやっていたようです。(フェラーリ)458イタリアや(マセラティ)クワトロポルテも止まっていました。仕事みたいになるのでスルーしましたが。
窓から見た全景です。左側は別荘地、右側がハウステンボスです。何億もする別荘地にはクルーザーも停泊していてお金持ちもいるもんだと思いました(笑)。ただ、別荘には売り物件もあったり、クルーザーも売りに出ていたりして、アベノミクス(これは去年までの言葉か?)と言いつつも、そういう方もいるようでした。
これはマイケル・ジャクソンが宿泊したVIPホテルだそうです(奥の白いホテル)。
意図的に狙ったわけではなく、ハウステンボスはこんな感じで閑散としていました。もちろん他のツーリストも見かけましたが、印象としてはほとんどが外国人(中国のツーリスト)でした。宿泊したホテルでも若いカップルや家族連れはほとんどがそんな感じ。建物はオランダ、ツーリストは中国、まるで『出島』が甦ったような(笑)感覚でした。
そんな中で一番盛り上がったのはこの建物を見つけた時でした。この建物・・・・・分かりますか?
JRAのウインズ佐世保でした(笑)。昨年の探訪記は中山競馬場、今回はウインズ佐世保、やはり探訪記には切っても切れない競馬であります。ハウステンボス内にあるんですね。ただ、日本ダービーの終わった後でしたので中に入ることはできませんでした。
この日が我が家の旅行最終日ということで、早めにハウステンボスの探訪は切り上げられたんですが、なぜか我が家にとっては魅力に乏しいハウステンボス探訪となりました。魅力に乏しい、乏しいと書いているだけではみなさんにも伝わらないと思いますので、私が感じたことを書いてみると・・・・
規模や建物は立派なんですが建物内は店舗、若しくは食事をするところが多くアトラクションが少ない。またそのアトラクションも魅力的なものが少ない。これでは街のイオンと変わらないのでは?そう感じました。写真はワンピースなんですが、ワンピースだけでは難しいかな?
ディズニーランドを引き合いに出すのはよくないと思うんですが、昨年のディズニーランドで感じたことのひとつに『とにかくお客さんを楽しませる』ということがありました。それは別にアトラクションやパレードだけではありません。ごみを回収していた若いスタッフの男の子でさえ、周りを楽しませようと様々なサプライズを用意していました。お客さんを楽しませてもう一度、行ってみたいと思わせて帰らせる・・・・そんな工夫が随所に感じられたんです。ハウステンボスに関しては申し訳ないんですが全くそれを感じることができませんでした。
ず~っと赤字が続いていてHISが経営に乗り出して一年で黒字にしたと話題になっていました。そんな経営のノウハウ本というか、社長の書籍が売店で売られていました。これがハウステンボスが閑散としていた理由かもしれません(笑)、他のテーマパークにはそんな本は売られていないでしょうから。
要はスティーヴ・ジョブズのプレゼンではないですが『One More Thing』が何もないんです。外国人を多く呼んで海外旅行の一環として来てもらうというのは、特に勢いのある中国を狙う視点は地理的にいっても狙いどころではあると思います。でもディズニーリゾート、ユニバーサル スタジオジャパンという東京、大阪に匹敵するハウステンボスの魅力を作り、国内需要も盛り上げるにはまだまだ工夫がいるのでは?そんなことを感じました。別に大規模なハリーポッターを作る必要はありません(笑)。スタッフがお客さんに持って帰ってもらう小さな、小さな『One More Thing』を用意するだけでも、かなり変わると思うんです。
今回の探訪記で一番、批判的な記事になってしまいましたが期待が大きかっただけに落胆も大きかったかもしれません。最後がこの記事なの???と思われるかもしれませんが、気を取り直して(笑)次回の最終回はみなさん、お待ちかねのグルメ探訪記です。長崎の定番から高級グルメ、やっぱりビール(笑)などご用意しておりますので、最終回をお楽しみに!!!
最近のコメント